今日は、「瞬－またたき－」 の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
叔母の経営する生花店で働いている泉美は、美大生の淳一と付き合っていた。ある日、淳一の運転するバイクで桜を観に行った二人は、交通事故に遭遇。淳一は死亡し、泉美だけが生き残ったのだが、泉美は事故当時の記憶を無くしていた…。泉美は淳一への罪悪感から、事故の記憶を取り戻そうとメンタル・クリニックに通うが、どうしても思い出せない。そんなある日、弁護士・真希子に出会った泉美は、彼女に事故原因の解明を依頼する。
というお話です。
うう～ん。この映画、脚本が悪いのかなぁ。セリフが、超おかしいんです。普通の生活では、決して話さないような言葉使いをしていて、違和感がすごいんです。学校の学芸会の演劇のようで、出演者もやりにくそうに見えました。岡田くんも北川さんも、若手のトップクラスの演技が出来る人達なのに、この脚本じゃ、かわいそうです。大塚さんも、たいへんだったろうなぁ。
ストーリーを読んでいただけば解かるように、ありがちなラブストーリーです。少女マンガなどで、何度も書かれているような内容なのだから、映画化となれば、もっと脚本や演出で、興味を引くようなものにしないとダメだとおもうんだけど、出演者のネームバリューのみで人を入れようとしているのか、まったく興味を引かれるものはありませんでした。
気になったのが、途中でストップ映像になり、場面転換になるのですが、モーションなら、なんとなく続くのかなぁと思うのですが、いきなりストップ映像になり、少し時間を置くので、映写機の故障かなと２度ほど思ってしまいました。もう少し、やり方があったのでは・・・。
ネタバレになるので、詳しくは書けませんが、事故にあった場合、怪我人を動かすの、止めてくれませんか？せっかく生きれるかもしれない人間を、動かす事で死なせる事になるかもしれません。事故の場合、決して動かさない事。そして、気道を確保すること。これ、鉄則でしょ。どんなに動転していても、人を生かす事を考えなきゃダメでしょ。特に、映画では、そういう基本は抑えてもらいたいです。だって、映画で学ぶ事って、すごく多いんですから。お願いしますよ！
と文句ばかり書いてしまいましたが、出演者の北川さん、岡田くん、大塚さん、他、みなさん、とても演技派なので、とりあえずは、映画になっています。彼らを眺めるだけなら、満足出来ると思いますよ。岡田くんは、あいかわらず、美しい顔をしているしね～。そんなにお奨めは出来ないけど、顔を眺めに行くには、いいかも～。
・瞬 またたき＠ぴあ映画生活
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