今日は、「ねこタクシー」を観て来ました。
ストーリーは、
間瀬垣勤は、人付き合いが苦手なタクシー運転手。収入も悪く、妻と娘にもバカにされている。日の当たらない公園で弁当を食べるのが唯一の楽しみだった。そんな間瀬垣を、じっと見つめる猫がいた。まるでおじさんのようなふてぶてしい目つきをし、首輪には「御子神」と書かれている。猫の何とも言えない貫禄に魅了された間瀬垣は、タクシーに猫を乗せ、猫カフェならぬ、猫タクシーを思いつく。
というお話です。
すごく観たかった映画なんです。この映画、TVドラマでやっていましたよね。地方局やケーブルでやっていて、1回観た事あるんだけど、いったい何時やっているのか分からず、続けて観ることは出来なかったの~o(;△;)o
この映画、すごく癒されるし、人間不信になっていた人は、きっと、少し人っていいなって思えるような感じでした。とにかく、出てくるネコちゃんが、可愛いの。超かわいいのっ!!もー、観ながら、”ウニャンっ☆”って言ってしまうような状態です。御子神さんっていう三毛猫が、とってもゆったりしていて、15歳の老猫なんだけど、本当に穏やかな顔をしているんですよね~。もー、この子を見ているだけでも、1800円払ってもイイっていう気持ちになります。そして御子神さんの相棒のコムギちゃんっていう、ヒマラヤンっぽい子猫が出てきて、こちらも超愛らしいの。それ以外にも、たくさんの猫ちゃんが出演していて、猫好きはマタタビを与えられたような状態になっちゃいますよ。

タクシーという人を運ぶ商売に猫を利用するということに対して、法律が引っかかってきます。保健所や交通省などの認可が必要とか、今の法律の融通の利かなさが、とても良く描かれています。でも、動物を商売の道具としか考えてない人間も居る世の中では、こういう法律も大切なのかもって気づく材料にもなりました。誰もが、動物を家族と考えている訳ではないですもんね。

主役の竹山さん、お笑いとは思えないほど、表情が豊かだし、ネコちゃんが好きなんだな~っていうのが身体全体から溢れていて、イケメンではないけど、とっても好感が持てました。一緒にいる人を和ませてくれるような、そんな感じで、人間の御子神さんっぽかったです。
映画版では、御子神さんとの出会いから、タクシーに乗せて走れるようになるまでの、色々な苦労を描いていましたが、TV版では、タクシーに乗ってくるお客さんとのエピソード中心のお話だったと思います。ツタヤでTV版を借りてこなきゃなぁって思っています。
この梅雨時期、「ねこタクシー」を観て、まどろんでください。この映画を観ると、こんなジメジメした時期も、気持ちがやさしくなれるかも知れませんよ。
私は、とってもお勧め映画です。特に、ねこ派の方は、必ず観に行って欲しい!!
・ねこタクシー@ぴあ映画生活
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