「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」 どうして病気に無頓着なの? | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

先日、「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」を観てきました。演劇


ストーリーは、

18世紀のヴェネツィア。聖職にありながら放蕩三昧を続けるロレンツォ・ダ・ポンテは、幼い日に心を奪われた「神曲」のベアトリーチェを彷彿とさせる美しい娘アンネッタに恋をする。ところが、教会批判も厭わない反骨精神と類い稀な文才によって、15年間の追放を命ぜられてしまう。友人ジャコモ・カサノヴァの助言で赴いた自由と芸術の都ウィーンでモーツァルトに出会うと、新作オペラの創作に取り組むのだった。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ジョヴァンニ1

歴史上の人物の伝記のようなお話です。本当に、こんな人だったのかは解かりませんが、ま、似たような感じだったのかなぁって思いました。


ロレンツォは、ユダヤ教なのに、無理やり改宗させられてキリスト教の神父させられて、小さい頃から、あんまり家庭に恵まれてなかったように見えました。だからなのか、色々な女性を渡り歩いちゃって、ふしだらだと言われているんですけど、観ていたら、結構、純情でマジメな人だったのではないかと思いました。昔読んだ本に出ていた女神の顔にそっくりな女性と出会い、彼女を忘れられず、ずーっと思い続けているんですよ。ま、思い続けながらも、女遊びしているんですけどね。でも、思い続けるって、純粋なんじゃないですかね~。やっぱり、素晴らしい詩人って、どこか純粋なところがあるのでしょうね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ジョヴァンニ3

人物の周りの風景が、印象画のような雰囲気に変えてあって、映画自体もオペラの舞台っぽくしているのかなぁって思いました。人物だけ生きていて、風景は背景なんですよ。とても気を使って作ってあって、驚きました。この時代の彼らが、舞台劇を作っていながら、自分達もその舞台の中で踊らされてしまっているような、そんなことを表現しているのではないかと思います。変わっていて、ステキでした。

この映画と一緒に、”アマデウス ”と”カサノヴァ ”をDVDで観ると良いかもしれませんよ。”アマデウス ”では、モーツァルトとサリエリの関係などが良く解かるし、”カサノヴァ (故ヒース・レジャーがカサノバを演じてます。)”は、この映画に出てくる年老いたカサノヴァの若い頃のモテモテ男ぶりがわかります。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ジョヴァンニ4

それより、気になったことがあるんだけど、どうして、あの時代の人達って、寒い中を薄着で出歩いて、熱が出ても気にしないで寝てるの?寒いところで薄着だったら、風邪ひくの当たり前じゃん。モーツァルトなんて、氷入りのお風呂とかに入ってるし、訳わからん。寒いんだから、ちゃんと洋服着て、温かくしてよっ!熱が出ちゃったら、温かくして、ベッドで寝てよっ!!もー、世話のかかるっ!!我が家でそんな事してたら、アホって殴られますよ。もー、周りが迷惑だってーのっ!!


友達が、イタリア語のセリフが長くて、字幕がいっぱいで大変らしいって教えてくれたんですが、先日、イタリア映画祭で訓練されたせいか、苦にならなかったです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ジョヴァンニ2

私は、画面の構成とか背景とかがステキだったので、お奨めしたい映画です。ただ、途中、ちょっと眠くなるかなー。それほど派手なストーリーの波が無いので、淡々と進む話がダメな方には、ちょっとお奨めできないかも。

画面はとってもキレイなので、カフェとかでこの映画が流れているとステキかもなぁ。カメ

ドン・ジョヴァンニ ~天才劇作家とモーツァルトの出会い~@ぴあ映画生活

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い - goo 映画
ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い - goo 映画

「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」の映画詳細、映画館情報はこちら >>


ブログランキング