先日、”クレヨンしんちゃん 超時空！嵐を呼ぶオラの花嫁”を観てきました。
ストーリーは、
しんのすけの花嫁だというタミコが、未来都市ネオトキオからタイムマシンに乗ってやって来る。タミコは、未来のしんのすけがネオトキオの独裁者・金有増蔵に捕まってしまったため、5歳のしんのすけの力を借りたいと言う。まったくやる気のしないしんのすけは、とりあえずタミコと共にネオトキオへ向かうが……。
というお話です。
しんちゃんは、ＴＶも好きで、たまに観ているんですが、下品そうで、高尚な内容をやっていたりするので、侮れない作品です。子供も、そんな隠れた素晴らしさを感じて、人気になっているのかもしれませんよ。
今回は、未来の自分（しんちゃん）を助けるために５歳のしんちゃんが活躍というお話なのですが、５歳にしては、しんちゃんはカッコよすぎます。約束をしたことは、必ず守ろうとがんばる姿は、今の大人が忘れてしまったことではないでしょうか。
政治家なんて、公約とかなんとか言いながら、ちゃんと守ったことないし、大人になってしまった私たちも、自分の都合で、友達との約束を破ったり、平気でしちゃうでしょ。私、本当にイヤなんです。約束やぶるの・・・。出来るだけ破りたくない。一番最初に約束した事を、出来るだけ守りたいと思っています。良く、仕事で約束が守れないことがあるでしょ。でもね、仕事って動かせるんですよね。私は、自営業なのを良いことに、出来るだけ早い約束（遊びでも）を優先して、仕事でも動かすようにしています。だって、約束だもんね。
未来に行って、歳を取ったひろしとみさえに会うんですが、二人とも変わらず、楽しいんです。随分歳をとっても、二人一緒に、幸せに暮らしている。これって、理想ですよね。歳をとっても、好きな人と一に居られるって、すごく幸せなんだと思うなぁ。ひろしもみさえも、ハゲたり太ったりしちゃっているんだけど、一生懸命、自分の子供を守ろうとして、奮闘する姿は、今の世の中に必要なことだと思います。
なんだか、未来のしんちゃんは、超カッコよくなっているような感じなんだけど、それにもまして、頭も良くなっているみたいなんだよな～。あんなしんちゃんは、大人になると、超天才で、色々な物を発明するほどの人間になっているみたいなの。子供の頃、オシリを出していても、見捨てちゃいけませんね。
上映が終わる日に行ったのですが、思ったより人が入っていて驚きました。この”くれよんしんちゃん”は、子供にも大人にも感動を与える映画なので、他のどの映画より、日本の”寅さん”的な映画なのかもしれません。出来れば、大人は、誰が行っても１０００円くらいのキャンペーンをやってくれると、もっと人気が上がると思うんですよね。どーも、大人の観る映画じゃないと思っている人が居るみたいで、一度、そういう人にも観せたいんです。一度観ると、この”しんちゃん”っていうアニメが、どれほど現代の問題などを訴えているのかわかります。どーも、評価が低いのが悲しいです。
私は、ぜひ、この映画、このシリーズ、子供のみならず、大人にも観て欲しいです。公開は終わってしまいますが、ＤＶＤで、ぜひぜひ観てください。必ず何か、自分に与えてくれると思いますよ。
・映画クレヨンしんちゃん 超時空！嵐を呼ぶオラの花嫁＠ぴあ映画生活
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