昨日、最後に、”ルド&クルシ”を観ました。
ストーリーは、
メキシコ北部のバナナ園で働くベトとタトの異父兄弟は、毎日楽しく働きながら草サッカーに明け暮れていた。そんなある日、タイヤをパンクさせたサッカースカウトのバトゥータを助けたことをきっかけに、2人はPK対決で争うことになる。勝った方はサッカーチームに入れるという…。対決に見事勝ったタト=クルシは、メキシコシティへと向かい、サッカーをやる事に。そして兄のベト=ルドも、弟の推薦により、サッカーをデビューするためにメキシコへ。二人は、成功出来るのか。
というお話です。
メキシコでは、サッカーが生活の一部になっていて、熱狂的なんですね。貧困なメキシコで、成功するには、才能とチャンスが必要だということを、とても良く描いていました。そして、成功したら成功したで、それに群がってくる人間がたくさんいて、やっぱり苦労するっていうことなんです。成功することが幸せなのか、貧困でも、普通に農民として暮らすことが幸せだったのか、色々考えさせられる映画でしたね。

この映画、途中までは、サッカー映画の”GOAL”と同じ進み方ですよね。スポーツ映画って、どうしてもこういうストーリーになっちゃうのかな。舞台がアメリカかメキシコかで、環境などは少し違うけど、貧困からスターになっていくっていうサクセスストーリーは、どれも同じですよ。ただ、スターになってからが、メキシコという国の経済状況などで、少し違いましたね。

キャストは、ステキなお二人が主演でしたよ。ガエルがカッコイイですね。好きです。
今回、何故か下手な歌を歌っていて、笑ってしまいました。実際には、ヒットを飛ばすような人なのにね~。

この映画は、ちょっと玄人向きかな。私は、途中、申し訳ないけど眠くなっちゃいました。だって、観た事があるみたいな進み具合だったんだもん。でも、メキシコという国の事が、結構分かって、面白いと思いますよ。