今日は、”半分の月がのぼる空”の試写会に行ってきました。完成披露試写会で、主演の池松くん、忽那ちゃん、大泉さん、監督の深川さん、原作者の橋本さんがいらっしゃって、挨拶をしてくださいました。
明日のワイドショーで、様子が見れると思いますので、お楽しみに。大泉さん、超面白いですね。

ストーリーは、
高校生の裕一(池松壮亮)は、入院した病院で心臓病を患った少女・里香(忽那汐里)と出会う。裕一は長期入院のため人との距離感がつかめない里香のワガママに振り回されながらも、次第に彼女に惹かれていく。里香もまた、裕一に想いを寄せていく。しかし、里香の病は彼女の体力を奪っていっていた…。一方、最愛の妻を病気で亡くして以来、手術から離れていた医師の夏目(大泉洋)は、2人の切なる想いと向き合っていく――。
というお話です。
とてもかわいい、若い頃の切ない恋愛を描いた映画で、ま、一言で言うと、良くありがちな病弱な少女と男の子のお話なのですが、若い子には、こういうの、受けるんだろうな~って感じでした。
そんな訳で、思ったとおりに話は進んでいくのですが、70%ほど話が進んでから、あれっ?なんか時間軸がおかしいなぁって思ってきて、展開ががらっと変わります。これは、ちょっと予想が出来ませんでした。解った時は、ちょっと、ププッって吹いちゃいましたけど・・・。(^_^;) ネタバレ出来ないから書きませんが、その変化はありえないでしょ。キラキラしているものが、何故にそんなドンヨリしちゃうんですかっ!!どちらも嫌いじゃないけど、その変化は無いでしょ~!!さーて、みなさん、何が変化するのか、お楽しみにしてくださいね。

でも、内容的には、この展開の変化で、感動がじわーっと沸いてきます。そして、彼女が一日でも長く生きることが出来て、しあわせに生きたということが解ります。なーんか、良かったですよ。そして、普通に暮らしている中のちょっとしたことが幸せと感じるということを教えてくれます。
主演の二人がキラキラしていて、すごくかわいくてステキでした。自分に子供がいたら、こんな風にかわいく育てたかったなぁなんて、お母さん目線で観てしまいました。二人とも、ワザとらしくなくて、その上手さに引き込まれますよ。本当にかわいいです。
この映画は、携帯小説系に思えたので、若い子向きかなーと思いました。映画をたくさん観ている方には、観た事あるなぁって思えてしまうかもしれません。でも、観た後に、ちょっと救われる気持ちがするので、この春に観る一本に入れても良いのではないでしょうか。
半分の月がのぼる空 - goo 映画
「半分の月がのぼる空」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
