今日は、”ゴールデンスランバー”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
故郷での凱旋（がいせん）パレード中に首相が暗殺された。仙台、宅配ドライバーの青柳（堺雅人）は、久々に再会した旧友・森田の謎の言葉”オズワルドにされるぞ！”を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間、職場の同僚、家族らに助けられながら逃亡を続けるが……。
というお話です。
あらすじを読んだだけでも、ワクワクするでしょ。この映画、すごく面白いです。マジです。
最近、特出した面白さかな。原作が伊坂さんなので、話が良く出来ているのは当たり前なのですが、映像にして、これほど面白くなるとは驚きです。
まったくの普通の人間が、ある日突然、大きな力に飲み込まれ、暗殺犯に仕立てられていく。こんな事と思うんだけど、これ、ありえる話だと思うんですよ。だって、警察や政府がすべてグルなら、一般人が何をしたってどうしようもないでしょ。マスコミまで操作されちゃうんだもん。やって無くても、やったことになっちゃいますよね。
それを、描いていくんですけど、すごくリアルで、面白いんです。
逃げる途中に、色々な人が助けてくれるんだけど、その中で、濱田岳さん演じるパーカーの男がいいんだよなー。謎だし、どうして味方をしてくれるのかも判らないけど、すごくいいんですよ。他も、中村監督がいつも使う役者さんが勢ぞろいで、素晴らしいの。ちょっとづつ、誰も彼もがエッセンスを出し合っていて、とっても美味しい作品に仕上がっています。
これ、２０１０年１月３０日に公開なんですけど、今のところ、新年公開作品では、一番良さそうな出来だと思っています。超おススメです。あまり書いてしまうと、面白みが半減してしまうので、書けないんですけど、これは、１８００円払ってみても損は無いと思いますよ。
ぜひぜひ、年明けに観に行ってください。期待して待っていてね～。
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