今日は、”カールじいさんの空飛ぶ家”の試写会に行ってきました。
ディズニーの試写室で、ディスプレイがすごくかわいいの。やっぱりディズニーの気の使い方は、世界一ですね。素晴らしい。
ディズニーの試写室には、こんなのが飾ってあります。かわいいでしょ。
と言う訳で、ストーリーは、
いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールと妻エリー、今や78歳。最愛の妻エリーは亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。亡き妻への思いは深く、自分の身体も上手く動かず、先行きは暗くなって閉まったカールは、数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。そして、妻エリーとの約束を実行しようとするのだが・・・。
というお話です。

この映画、泣けました。最初に、カールじいさんが今まで妻エリーとどうやって知り合ってどうやって暮らしてきたかのエピソードが描かれていて、それは、普通の夫婦なら、誰もがあるあるって思うような日常で、妻が先に行ってしまうまでのお話は、なんか、これから自分が歩む道のような気がして、とてもリアルで、泣けてしまいました。
もし、主人より、私が先に死んだら、ちゃんと生活出来るのだろうかとか、もし主人が先に行ってしまったら、どうやって暮らしていこうかとか、もー、頭の中をグルグル考えがめぐってしまって、涙がダーっと・・・。なんとかなっちゃうんだろうけど・・・。

とにかく、とてもかわいい夫婦で、その片割れが居なくなるというのは、とても悲しいことなのだとすごく感じる映画でした。そして、その悲しみを背負って、とにかく妻との約束を実行しようとするカールじいさんの姿に、引き込まれました。
そんな風に、エリーへの思いを噛み締めているカールですが、途中で出会う子供や動物たちによって、どんどん生き生きした姿に変わっていきます。その、どんどん元気になっていくカールじいさんに注目ですよ。これって、家族は居なくても、ペットと生活しているだけで、随分しっかりするお年寄りの姿を表しているのではないかと思いました。よく、動物セラピーってあるでしょ。やっぱり、動物って、人間を癒してくれるんですよねー。

カールじいさんだけじゃなくて、出てくる男の子や鳥や犬が、とても個性的でかわいくて、大好きになる映画です。
ぜひ、家族で、夫婦で、恋人で、観に行って下さい。必ず、何かを残してくれそうな映画です。
私は、とってもお気に入りです。
