今日は、”なくもんか”の試写会に行ってきました。”なくもんか”に出てくる善人通り商店街オーナーになるっていう、なんだか面白そうなのに申し込んで、オーナー様試写会だったんです。
もちろん、私の店は、ゆきがめ設計事務所です。
ストーリーは、
無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。徹子は、昔、超デブだったのだが、ダイエットをし、プチ?整形を受けて、美人になって帰ってきた。そして祐太は、弟の祐介が売れっ子芸人であることを知り、会いに行くのだが・・・。
というお話です。
なんだか、のっけから、超笑ってしまいました。最近、宮藤さんの作品、あまり元気が無いなんて聞いていたのですが、そんな噂をぶっ飛ばしてくれるほど、超笑えます。2時間ちょっとの作品なのですが、本当に笑いっぱなしでした。
はっきり行って、すごい不幸話なの。阿部さんの主人公がすごく不幸なのに無理して笑ってるから、辛く見えちゃいそうなんだけど、でも、彼のキャラクターや周りの人の上手さで、それが暗く見えないんですよ。
兄弟の父親(伊原さん)も、とんでもなく酷い人間なんだけど、実際に、こんな人居そうだなーって思うような感じに描かれていて、リアルとおちゃらけが混ざって、とても良い味を出しています。
”舞妓Haaan!"は、男女の愛が中心に描かれていたけど、今回は、家族愛で、夫婦の愛、兄弟の愛、親子の愛が描かれていて、より深い内容になっています。結構、ちょっと泣けるんじゃないかなぁ。
ところで、”ハムカツ”って食べたことありますか?私、食べたことなくて、この映画を観て、食べてみたくなりました。見てたら、ハムカツって薄いのね。で、安いんで、ビックリ。今時、あういうお惣菜やさんってあまり無いから、探して見なきゃ。
もう一つ気になったのが、塚本くんの白ブリーフ!!もー、塚本くんったら、その顔で、白ブリーフって、どうよっ!!吹いちゃいましたよっ!最高ですっ!!
この映画は、家族でも恋人でも、友達でも、誰と行っても楽しめます。秋に美味しいものでも食べながら、お出かけのついでに観るなんていうのでも、軽く観れるし、とっても気持ちが明るくなるので、良いのではないかと思います。
