今日は、”PUSH 光と闇の能力者”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
第二次世界大戦時より国家によって育成された特殊能力者たち。彼らは、ケネディ暗殺やベルリンの壁崩壊などの数々の歴史的事件に関与してきたとされている。そして、現代、能力者たちは世界中に散らばり、身を隠しながら生活していた。ムーバー(念動力)のニック(クリス)もその一人。ある日、ニックの元にウォッチャー(予知能力)のキャシー(ダコタ)が現れ、キラ(カミーラ)という女性を探すのを手伝って欲しいと頼まれる。キラは、能力者を監視する謎の米国政府機関ディビジョンから脱走したという。ディビションのリーダー、カーバーが追ってくる中、ニックは自分の与えられた運命、そしてキラが脱走時に持って出た鍵となる薬を探しながら、戦うことを決意する。キャシーには、自分もニックも死んでしまう予知が見えてしまっている今、どうやってその未来を変えることが出来るのか・・・。
というお話です。
超能力物の粋を集めた感じなのですが、色々な事を盛り込みすぎて、あまり話しがまとまっていないような気がしました。予知が色々な要素で変わっていくというのは理解出来ますが、予想外の事をすれば逃れられるというのは、可笑しいですよ。だって、それを見込んでの予知だから。その予測不可能な事を予知するから予知能力なんでしょ。なんだか、可笑しいんですよ。それに、不思議なのは、能力者の中にテレパスが居ないこと。普通、超能力と言ったら、念動力や予知、回復、透視などなどがあるのですが、まず、通信(テレパス)が一番必要なんじゃないですか。携帯はいらないでしょ。日本の小説やドラマなどでも超能力物って多かったから、少し、アメリカの能力者って、違うのかなぁって感じでした。
なんとなく、人気が出たら続きを作りたいっていう意思が見え見えで、少しイヤだなぁって気持ちになりました。一応、一本の映画なんだから、ちゃんと決着を着けようよ。観る方だって、お金を払って、それなりに気持ちよくなって出てきたいなぁって思っているんだから、それに答えて欲しいですよね。
イヤ、決して、面白くない映画では無いんですよ。どちらかというと、面白い部類に入るかも知れませんが、これから続きますよ~みたいのが見え見えなのは、ダメでしょ。反感を買います。
でも、先はどうでもイイやって思えるなら、面白い映画ですよ。ぜひ、観に行ってくださいね。
