今日は、3作品を観てきました。
「よなよなペンギン」
ストーリーは、
よなよな街を歩きまわるペンギンのコートを着た少女ココ。ペンギンのコートは、亡くなったお父さんがプレゼントしてくれたもので、彼女の願いは、お父さんがペンギンと飛んだという空を自分も飛ぶこと。ある夜、ココに地下の国から招待状が届きます。見たこともない世界でココを待つはわくわくドキドキの冒険と、運命を変える出会い。そして、誰かを大切に思った時、ココにとびっきりの奇跡が舞い降りるのでした。
というお話です。

フルCGアニメで、とってもキレイでした。やっぱり、日本人がフルCGアニメを作ると、細かいところまで気を使うから、本当に美しいですね。どこにも負けないです。この映像を観るだけでも価値があると思います。
声を森迫ちゃんや田中麗奈さん、爆笑問題の2人など、豪華な方がやっていて、良かったですよ。上手かったです。

お話としては、子供向けで、大人にはちょっと疲れるかも知れませんが、でも、気を抜いて観るには良いかも知れません。子供には、大うけでした。観ている子供たちが映画に引き込まれていて、必死で主人公のココと一緒に頑張っているのが、隣に居る大人の私にも伝わってきました。歌が流れると一緒に歌っているし、ココ達を応援しているし、こんなに子供が必死で観ている映画を久々に観ました。だから、映画の途中で、子供がギャーギャー騒ぎ出すとか、走り回るとかは、全く無くて、ビックリ。会場にはたくさんの子供が居たんですよ。それなのに、気にならないほど、改めて、監督の”りんたろう”さんの力を思い知りました。
お子さんがいる方、ぜひ、クリスマスに子供さんを連れて行ってあげてください。で、一緒に歌って、ダンスをしてあげて欲しいです。この映画を観た後、子供の目がキラキラしていて、愛おしく感じますよ。
舞台挨拶では、爆笑問題の2人がとっても面白くて、最高でした。田中さんが離婚したことを話題に上げて、大盛り上がりでした。TVカメラもたくさん入っていたので、ぜひ、ワイドショーで確認してくださいね。
りんたろう監督のサインをいただきました。
「ダーク・ハウス/暗い家」
ストーリーは、
1978年秋。ひとりの旅人がポーランドの片田舎にある農家に偶然立ち寄り、一夜を過ごす。彼はもてなしてくれた夫婦とすぐに意気投合するが、その夜に悲劇が起こってしまう。4年後、戒厳令下の共産国ポーランドにおいて、警察の捜査班がその事件の謎を解決しようと現場にやってくる。ムルズ警部補は、真実を明らかにすることは、上司達にとって、どうでも良い子となのだと気づく。何故なら、他の事件を隠蔽するために、その事件を利用しようとしていたのだから・・・。
というお話です。

暗いお話でした。ポーランドが舞台なのですが、この映画を観ると、ポーランドでは、いや、共産国では、公務員って、いったい何をやっているんだよって思います。警察も検事も、技師達も、どいつもこいつも、とんでもなく自分の利益の事しか考えていないんです。人間としての良心とか誠実さとかを持ち合わせていない人間ばかりに思えました。その上、話が暗いんです・・・。ちょっと、絶望的になるというか、もー、死んじゃったほうが良いかもって気持ちになりました。
この映画、日本公開されるかは、ちょっと判りませんが、元気な時に観ないと、引っ張られそうな感じでした。
監督と主演男優とプロデューサーにサインを戴きました。
「天使の恋」
ストーリーは、
飛び抜けて美しく、常に仲間の中心にいる女子高生のリオは、過去のトラウマから他人を信じられず、お金にしか興味を持てずにいた。友達も彼氏も、近寄ってくる人はみんな、自分の為に存在するもの。ただ利用するだけ。そんなある日、リオはどこか寂しげで冴えない大学講師・光輝と出会い、運命的に恋におちる。
初めて人を愛することを知り、自分の感情の変化にとまどいながらも、ストレートに想いを表現し、生まれ変わったように輝きだすリオ。光輝はそんな理央に次第に惹かれていく。しかし、光輝には彼女を受け入れられない理由があった…。
というお話です。

舞台挨拶で、監督の寒竹ゆりさん、谷原章介さん、佐々木希さんがいらっしゃいました。谷原さんはカッコイイし、希ちゃんはかわいいし、言うことないのですが、監督である寒竹さんも、とても若くて美しい女性でした。驚きです。希ちゃんは初主演だし、監督は初長編映画だし、ダブル初物ということでした。楽しいトークは、きっと明日のワイドショーで出るんじゃないかなぁ。観てね~。
ベタなラブストーリーなのですが、主演2人の美しさと上手さもあり、イライラせずに、気持ちよく入り込めて、結構感動しました。ストーリーを読むだけだと、あ、観た事あるって感じなのですが、観てみると、映像の美しさの中に、美しい二人、そして、その周りも、結構感動するエピソードがあったりして、良かったですよ。これ、若い子達には、人気が出るんじゃないかなぁ。良かったです。映像の流れ方や構成も、良かったんじゃないかなぁ。たまに、あれって感じで、ブツッと切れるところがあったけど、ま、少しは仕方ないでしょ。

ベタなラブストーリーと思ってバカにしていると、大泣きさせられるかも知れませんよ。
以上3作を観てきました。
途中、爆笑問題の太田さんと握手をしていただき、ユ・ジテさんの記者会見やチェン・ボーリンさんにニアミスなどなどありました。嬉しいなぁ。映画祭は、こういうことがあるから、嬉しいです。
明日は、仕事があるので、夜だけ参加してきます~。
