今日は、”風が強く吹いている”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
高校時代にランナーとして成功しそうだったのに、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)。ひざの故障で陸上の道をあきらめた元エリートランナーにして、寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上競技部にスカウトし、ひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を実現させようとする。部員10人全員が成績を残さなければ出場することが出来ない箱根駅伝。王子、ムサ、にこちゃん、神童、ユキ、ジョージ、ジョータ、キングの10人は、過酷な練習に絶え、夢に近づいていく。
というお話です。

駅伝映画だから、また、泣いちゃうんだろうなぁって思っていたら、やっぱり泣けました。でも、この映画、イヤらしい感じではなくて、爽やかな青春を描いていて、観ていて、気持ちよくなります。新年に毎年行なわれる駅伝で、どの学校も、それぞれの苦労があって、熱い思いがあるんだろうって、とっても感じました。無名の大学が、練習をして、タイムで記録を残し、予選に上がり、そして本戦へと続く道をずーっと描いてくれて、箱根駅伝に出るって、こんなに大変なんだって思いました。驚きです。毎年、横浜のマンションの直ぐ横を走るので、観に行って、旗を振るんですが、あまりにもスピードが早くて、あっという間に通り過ぎていってしまいます。
そんな彼らに、それほどの道のりがあることを、今まで知りませんでした。本当に感動です。

この作品、秋~冬にかけて観て、正月の箱根駅伝を見ると、涙が出てくるんじゃないかしら。仲間のために、どんなに苦しくてもタスキを渡さなきゃいけないっていう、自分だけの問題じゃないところが凄いですよね。はってでも、足が壊れようとも、前に進もうとするその精神の強さに脱帽です。
ぜひ、この秋に、感動の1作を観て来て下さい。こういう映画は、若い子に観て欲しいなぁ。もちろん年齢高い人にも観て欲しいけど、でも、若い人に、これを観て頑張って欲しいと思いました。

なんか、走っている人は、いつも年上のお兄さんだと思っていたのに、いつの間にか年下の男の子が走っているなぁっていう状態になってしまいました・・・。ああー、年月を感じます。あ、関係ないね。
