今日は、東京国際映画祭のプレイベント2日目、「ハムーンとダーリャ」を観てきました。
この作品は、去年の映画祭コンペティション部門で上映されたものです。審査委員長がとても気に入った作品だそうで、機会があったら、上映してやって欲しいと日本のスタッフに話して帰国したそうです。
ストーリーは、
遠く離れた砂漠の向こうで、若い男女が恋に落ちた。しかし、男には金が無く、美しい彼女を嫁として迎えることが出来ない。2人が結婚するには、青年が過酷な旅を乗り越えなければならない・・・。厳しい自然の描写と豊かな色彩が新鮮な映像で完成させた、寓話的ラブストーリー。
というお話です。
イラン映画で、あまり日本では観た事がないような展開でした。すごい砂漠の中の生活で、こんなに砂嵐が起きてるんじゃ、洗濯も掃除も意味が無いなぁなんて思いながら観ていました。
この映画は、日本では公開されないだろうと思うので、書いてしまいますが、ラストが、日本人には、はっ?という感じです。良い方に理解すれば、彼女の為に過酷な旅を乗り越えて自信を付けたので、もう彼女が必要なくなったから旅立ったと思うんだけど、そうでなければ、何で旅立つのか、理解出来なかったんですよね~。あまりにもアッサリ、じゃ、さようならという結末だったので、なんだかなぁって感じでした。
ま、でも、過酷な砂漠の生活を、この映画で、知ることが出来たし、良しとしましょう。