今日は、”わたし出すわ”の試写会に行ってきました。
今日は25日なので、仕事の打上げと称して、昼から焼肉に行き、ビールを飲んでいたら、友達からメールで、今日の試写会があるけど来る~?って言われ、つい、酔っ払いながら行ってしまいました。ごめんね~。
ストーリーは、
何故か、莫大なお金を持って、東京から故郷に帰ってきた山吹摩耶(小雪)は、久々に高校時代の同級生たちと再会し、彼らの夢や希望の実現のために、次々に「わたし、出すわ」と大金を差し出す。どのように稼いだお金なのか、友人たちは勘ぐりながらもその大金を受け取ってしまう。果たして摩耶の真意とは? そして彼らの夢や希望の結末は?
というお話です。

観る前は、どうしてお金持ってるのかとか、なんでお金を出すのか不思議で、期待して観に行きました。
確かに、普通では手に入らないようなお金を手にしてしまったら、どうやって使おうか、何に使おうかと、色々考えてしまうでしょう。普段、欲しいとか思っているようなゲームとかTVとか、そんなものでは使い切れないほどの金額だったら、使い方が分からないですよね。彼女が与えるお金を、色々な人が、様々な事に使い、それぞれの人生に分かれていくところが、シビアだなぁって思いました。
お金って、恐いですよね。目の前に大金を詰まれたら、そして、それを有効に使ってくれって言われたら、どう使います?有効に使うって、何だろう。どこかチャリティーにと思っても、それを仲介する協会とかがピンはねするんだろうし、病気の子の手術代と言っても、その子だけ助かって他の子を死なせてる現状がどうなのか疑問だし、何をやっても有効に使えたなんて思えない気がします。私、ひねくれてるのかなぁ。

映画としては、ちょっと疲れるというか、スッキリしなかったです。ちゃんと、最後に結末があるんだけど、なんとなく、”あー、そんなもんかなー。”って思うだけで、それほど、感動とか、心を動かされるような内容ではありませんでした。でも、お金というものが、人それぞれに価値が違うということや、欲について、考えさせられました。

ちょっと、普通と違う映画を、楽しみに観に行ってください。不思議な映画です。お勧めして良いのかどうか、わかりませんが、興味がある方は、ぜひ、行ってみてください。