今日は、”ココ・アヴァン・シャネル”のプレミア試写会に行ってきました。お友達が誘ってくれて、超嬉しかった
だって、オドレィ・トトゥが来たんですよ~。アメリを観てから、すごくスキだったんです。嬉しい・・・。
ストーリーは、
孤児院で育った少女時代を経て、酔った兵士を相手に歌うナイトクラブの歌手となったガブリエル(オドレイ・トトゥ)。その一方、つつましいお針子として、田舎の仕立屋の奥でスカートのすそを縫う日々に甘んじていた彼女は、将校のエティエンヌ・バルサン(ブノワ・ポールヴールド)の愛人となり、彼のパリ郊外の城に居候することになる。その城で、生涯、忘れることの出来ない男性ボーイと出会うことになる。
というお話です。
まず、オドレィの挨拶があったのですが、質問3つくらいで、さっさと帰ってしまいました。寂しいよぉ。
外でのレッドカーペットもどきは、マスコミ関係だけだったし、寂しいイベントでした。
でもねぇ、オドレィ、すごくかわいくて、目が印象的でした。そんなに大きい人ではありません。どちらかというと、ちっちゃいかな。バランスは、抜群で、頭が、超小さかったです。フランスの女優さんって感じでした。明日のワイドショーをお楽しみにね。

で、映画ですが、今年、シャネルの映画が3本ほど作られているようで、どうしても比べてしまいます。オドレィは、とってもかわいいし、意志を持った女性をとても上手く演じているのは確かですが、内容としては、シャーリー・マクレーンの”ココ・シャネル”という映画の方が面白いと思いました。同じように、シャネルの生涯を映像化しているのですが、シャーリーの方は、3世代に渡っての彼女の生涯を映像化していて、それぞれに波のあるストーリーに仕立てていて、観ていて引き込まれます。今回のオドレィのシャネルは、とってもキレイなんですが、歴史に忠実なのかどうなのか解りませんが、あまりシャネルが良い女として描かれていません。女性の目から見ると、ずうずうしくて、這い登るためなら手段を選ばないような女性に見えるんです。どうも好感が持てません。やっぱり、いくら奔放といえども、さすがに、そこまでやるのって言う感じで、イヤでした。後、シャネルの洋服の成り立ちは、その社会的背景(戦争など)の影響が色濃く出ているはずなのですが、それも描かれていませんでした。もう一つ、もっとシャネルの服やバックなどのデザインが見れるのかと思ったのですが、それほど出てこなくて、最後のショーの場面で、イッキに出てきたりだけで、あんまり・・・。

オドレィに会ったので、褒めたかったんだけど、ちょっと、今回は、シャーリー・マクレーンのシャネルの方が勝ちだと思います。

シャネル好きの方は、ぜひ、ご覧になってください。出来れば、両方のシャネルを・・・。
とりあえず、フランス映画として、ま、面白いかも知れません。超お勧めは出来ませんが、良かったら観てください。歴史とかを、ちゃんと観たい方は、シャーリー・マクレーンの方のシャネルをお勧めします。