今日は、”クヌート”を観に行ってきました。
この映画は、クヌートのドキュメンタリー映画なのですが、観に行ってみたら、クヌートだけじゃなくて、北極に生きるホッキョクグマの家族とロシアのベラルーシに住むヒグマの兄弟のドキュメンタリーも同時進行で、自然に生きることと、人工飼育で生きることの違いを映像化していました。
クヌートは、人工飼育で成長してきたのですが、人間が自然動物の生態に介入するのを良しとしない団体から、安楽死の要請が出たりと、色々問題があったようです。
もちろん、自然に人間が、あまり介入するのは良くないのかもしれないけど、でも、目の前で死にそうになっているものがあれば、助けるのが普通でしょ。人間だけじゃなくて、動物だって、イヌがトラを育てたり、色々あるじゃないですか。死にそうなものがいれば、本能として、生きているものが手を差し伸べるのは、当たり前のことではないのでしょうか。人間が育てたからって、自然じゃないから殺せっていう人たちの方が、精神的に病んでいるように思います。それは、本能でしょ。人間としてじゃなく、動物として、当たり前のことなんだから、おかしいよと思いました。
クヌートは、かわいくて、もー、育てている人は、目に入れても痛くないくらいだったのではないでしょうか。幸せな時間だったでしょうね。羨ましいです。
育てていた飼育員の方、2008年夏に、病気で亡くなったようで、ご冥福をお祈りします。
この映画、NHKとかで放送しても良いような映画ですね。とても癒されるし、エコを感じます。温暖化を止めなきゃって思いますよ。
動物好きな方には、とてもお勧めです。幸せになります。私は、幸せな気持ちで帰ってきました。本当は、こういう映画を、子供には観せたいなぁ。で、どうしてシロクマは白いの?とか、なんでシロクマが減ってるの?とか、話し合えたら、楽しいなぁ。そんな映画です。楽しんできてください。
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