今日は、”ココ・シャネル”の試写会に行ってきました。
ファッションブランド”シャネル”の創始者ココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)の生涯を追った映画です。
1954年、パリ。15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催したココだったが、「過去に縛られたシャネル」と酷評され、失敗に終わる。そんな時、シャネルは、”私は挫折など何度も味わっている”と言い、過去を思い起こす。そして、決して諦めないシャネルは、また、先に進んでいく。
というお話です。
シャネルと言えば、女性の憧れだし、華やかな気がするけど、彼女の生涯は、本当に挫折ばかりの人生で、なんども悔しい思いをして、その度に這い上がっていくんです。
そして、彼女のちょっとした工夫で、どんなに女性のファッションが自由になったことか。コルセットでばっちり締め上げていたものを、身体の線を美しく出したファッションで、女性を解放したのです。本当に、彼女がいなかったら、女性がジャージなんて着ているなんて、許されない世界になっていましたよ。ビックリです。
シャネルのデザインは、シンプルで、美しく、映画でも、その衣装を観るだけでも、素晴らしいものです。有名なシャネルスーツや、香水のシャネルのNo.5などなど、堪能出来ると思いますよ。
でも、女性にこれを見せると、欲しいって言われると、トンでもない値段なので(あ、香水は買えるね。)男性は、気をつけてくださいね。
でも、もしかすると、女性がこの映画を観ると、人に物を買ってもらうのではなくて、自分で成功を勝ち取って、自分で買うほうが、価値があると言う事に気が付くかもしれません。誰かに寄生して生きるより、自立して生きていくという選択をしたシャネルは、素晴らしい女性でした。悲しい事もあったけど、妥協をせずに自分として生きる、それは、人間として一番の生き方なのではないかと思います。
女性に、ぜひ観て欲しい映画です。カップルでも、友達同士でも、大人なら感動できる映画ではないかと思いますが、より、女性か感動出来ると思いますよ。