今日は、”ボルト”の試写会に行ってきました。
TVドラマのヒーロー犬 ボルトは、自分が本当にスーパーパワーを持つ特別な犬だと思っていました。ある撮影の時、愛するペニーが悪者にさらわれ、それを本当だと思っているボルトは、悪者を追って、撮影所を抜け出してしまいます。外に出たら、普通の犬のボルトは、途中で知合った、猫のミトンズとハムスターのライノと一緒に、ペニーを追いながら、自分の本当の姿を知っていきます。そして、ペニーは、ボルトを待っているのでしょうか・・・。というストーリーです。
このボルト、すごく素直な子で、フカフカしていて、本当にカワイイの。だんだんと普通の犬に戻っていく姿は、とても愛らしいし、幸せそうに見えます。やっぱり、動物は、自然が一番ですよね。もちろん、しつけは必要だけど、無理な事をやらせたり、思わせたりするような事は、かわいそうです。
猫のミトンズが出てくるんだけど、この子、飼い主に捨てられて、すごく性格が歪んでしまったんです。途中で、ミトンズがボルトに、”人間は、簡単に捨てていっちゃう!”って訴えるところがあって、涙がウルウルしてしまいました。きっと、人間に捨てられた動物は、みんな、こんな風に思って、人間不信になり、野良として生きていくことになるんだなって思いました。本当に悲しい事です。自分の都合で、連れてきたり捨てたり、トンでもないですよね。彼らにも、感情とかあるんだから、絶対、泣かせるようなことはしないで欲しいです。飼い主は、その死に目を見るのは辛いけど、でも、見取ってあげるのが親になった義務なんです。最後まで付合ってあげなきゃ、ペットを飼う資格はありません。このミトンズの話は、そんな事を強く思わせるものでした。
吹替版で観たのですが、佐々木さんの声も、江角さんの声も、天野さんの声も、合っていました。特に、天野さんのライノ、笑えました。落ち着きが無いのが、とっても合っていて、笑えましたよ。
ボルトが、撮影所からNYに行ってしまい、ハリウッドに戻る途中、色々な所をを経由するのですが、ラスベガスによって、3匹で、ベラッジオの噴水を見ているところが、とっても印象的でした。ラスベガスにギャンブルに行きたいよぉ。ショーも観たいよぉ。今度こそ、ベラッジオかパリスに泊りたいなぁ。
この映画、大人でも子供でも、とても楽しめるし、ペットも意思があるんだって子供に認識させるのに良いと思いました。ぬいぐるみとは、違うんだよって。
ぜひ、親子で観に行って下さい。吹替えがお勧めです。