今日は、”MW-ムウー”の試写会に行ってきました。
原作は、漫画界の神、手塚治虫先生です。生誕80周年記念作品。
16年前、ある島の島民全員が一夜にして消えた。その事実は闇に葬られ、その記録は、すべて抹消されたのだが、2人だけ少年が生き残った。2人は成長し、一人は神の子、もう一人は悪魔となり、島の復讐を始める。
というお話です。
この映画、スケールが大きくて、ハリウッド映画のようで、すごい興奮と感動を与えてくれます。邦画で、久々に、超お薦め出来る映画でした。面白いです。
山田くんの賀来と玉木くんの結城は、天使と悪魔、ジキルとハイド、表と裏という感じで、その2面を上手く対比させているので、2人ともとても魅力的に見えます。玉木くんの結城は、素晴らしく美しい悪魔で、誰も抗えないような雰囲気をかもし出しています。つい最近、とっても良い潜水艦館長をやっていた人とは思えません。
原作漫画では、結城と賀来は同性愛の関係なのですが、映画では、その部分は描かれていません。でも、2人の間には愛があるって思えるような場面がいくつもあり、ちょっとドキドキします。それに、最初の方に、玉木くんのシャワーシーンがあって、すごく身体がキレイなの。漫画でも、結城という男は、歌舞伎の家に生まれた生粋の女形で、すごく美しい男っていう設定なので、玉木くんは、ピッタリでした。賀来は、漫画では、ゴツイ男なので、ちょっと山田くんとは違うかな。でも、私は、山田くんの賀来が好きですよ。
全体的な内容は、ほとんど変わってないと思います。話の筋もしっかりしているし、さすが手塚先生の作品なので、ちょっと変更を加えたくらいでは、その強烈なメッセージは変わりません。手塚ファンも、納得してくれるのではないかと思います。
とにかく、久々に、邦画で、お勧め出来る作品でした。面白くても、万人に薦められない作品も多いのですが、このムウは、誰が観ても楽しめるんではないでしょうか。あ、でも、少し残酷な場面があるので、お子さんに観せる時は、ちょっと気をつけてあげてください。
結城と賀来がマンションで2人でいる場面、山田くんの目が愛おしい人を見るような目なので、ぜひ見逃さずに観てください。ちょっと腐女子になった気分・・・
そういえば、109シネマズでムウを観ると、7/4~先着5000名に玉木くんのポスタープレゼント、7/11~先着5000名に玉木くんの豆カレンダーをプレゼントだそうです。もし、観に行くなら、109シネマズに行くと良いですよ。