「ハゲタカ」 TVドラマを観ていなくても、ちゃんと解りました | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、”ハゲタカ”の試写会に行ってきました。ヒヨコ


内容は、TVの続きだし、ネタバレしちゃうので、あまり書けませんが、ま、株操作をして、会社の買収合戦をするって話です。ハゲタカの原作は、まだ読んでいないのですが、株関係の話としては、”波の上の魔術師”(TVでは、ビッグマネーという題でドラマ化だったかな。)の方が、ドラマとしては面白かったのではないかと思います。波


映画の内容としては、まあ、面白いかなぁ。出てる人も魅力的な人ばかりだし。特に、玉山くんが演じている劉一華が良かったです。あとねー、松田くん演じる西野が抱いているネコちゃんがかわいいよ~。ちょっとメタボネコなんだけど、超かわいいの。松田くんにべったりで、私も触りたい~って思いました。ネコ


リーマンショックの後の現代の経済状況の上で、日本の大手自動車会社のTOBを中国系のファンドが始めるというのですが、確かに在り得なくは無いですが、今時、日本の自動車会社にTOBは、考えられません。フジテレビの時のこともありますが、日本の市場は超保守的なので、もし、中国がトヨタとか日産を買うとなったら、政府までも動いて阻止することになるんじゃないかなぁ。

ていうか、日本人として、中国が日本の会社を買うなんて許せないです。あ、言って置きますが、中国だからイヤなんじゃなくて、韓国でもアメリカでも、海外企業に買い叩かれるのは許せない!!日本人、頑張ろうよ~。ね。

とにかく、現在の世界の経済状況で、TOBで買い叩けるというか、買い叩くほどの価値のある会社があるかというと、疑問ですね。そんな訳で、ちょっと今回の”ハゲタカ”は、現実離れしていた感がありました。


それと、映像に関してなんですが、どうして場面が変わる時に暗転するんでしょ。最近の映画は、スピーディーさを出すために、暗転は無く、パッと場面を変えるか、画面を割って2つ場面を写すとか、色々あるのですが、暗転があれだけあると、とってもうざい。ホントにNHKのドラマを観てるみたいで、せっかく映画を観ているのに、そのハラハラ加減がまったく味わえません。やっぱり、映画はTVとは違うので、大画面を考えて、切り替えや画面配置を考えて欲しいと思いました。他の監督が撮ってくれたら、もっとパンチが効いた作品になってたんじゃないかなぁ。パンチ!


ま、文句も書いてしまいましたが、とりあえず、あまり身近ではない世界を表現していて、楽しめますよ。

最後に一つ、あれだけ株の値段が一気に下がったら、売買ストップが掛かると思うんだけど、どーなのよ。あせる