今日は、"バンコック・デンジャラス"の試写会に行ってきました。
内容は、スナイパー物の王道ですが、その王道を反れて、弟子を作ってしまったところから、運が狂い始めます。
今作のニコちゃんは、相変わらず、カッコよくて、能面で暗殺を粉してきますが、やっぱり人間的な部分が、出てきてしまい、自分の命を縮めていくんです。
アクションもストーリーも、良く出来ていて、ハラハラしながら必死で画面に見いってしまいました。
彼のスナイパーの掟が3つ、完璧な計画、痕跡の隠滅、契約の厳守。その一つ、痕跡の隠滅は、引き際を見極めてすべて消せというもので、どうやって、危機を乗り越えてすべて消して逃げるかということが鍵となります。彼の見極めを見てきてください。プロならば完璧でなければならないけど、でも、やっぱり人間なんですよね。彼のラストに下す決断を楽しみにしていてください。
グラントリノも、主人公の決断が鍵となりますが、この作品も、彼の決断は、最良のものだったと思います。
この映画は、誰が観ても、アクションもストーリーもしっかりしているので楽しめると思いますよ。
残酷な場面もあるので、子供は連れていかないほうが良いかも…。
この春、男臭くて、カッコイイ、ニコちゃんを観てきてください。結構、ラストでグッときますよ。