今日は、またもショートショートシアターに行ってきました。プログラムVとWを観てきました。
【プログラムV】
The Mix-Up ミックス・アップ!(アメリカ)
引退してもなお内装の仕事をしているジムは、ある日、現場でクライアントのTVプロデューサーにTV番組への出演を依頼される。自分の仕事の質問などをされると思いきや・・・。
ありがちな勘違いの作品ですが、とても良くまとまっていて、気持ちよく観られました。
50Cents 50セント (オランダ)
ある女性が買い物に行こうと家を出ると、外に、見た目が貧しそうな男性が。色々な妄想をし、お金を恵んであげようかどうしようか悩むのだが・・・。
女性は、結構、こんな風に色々考えながら生活しているのだという事をよく表現していると思いました。
Scene. カット! (イギリス)
俳優のゲーリーは、映画出演のチャンスを貰ったのだが、ヘマばかり。しかし、それは・・・。
イギリスっぽい、ちょっとおしゃれなというか、粋な感じのお話でした。でも、ちょっとクドいかな。
Fetch フィッチ (イギリス)
犬のフィッチは、飼い主のいう事を全然聞きません、というか、バカにしてるの?
簡単なアニメだけど、笑えます。好きだな、こういうアニメ。
サクラ・アンブレラ (日本)
美大生のサキは、晴れでも黒い傘と黒いレインコートを着ている不思議なソラという青年と出会う。何故か彼が気になるサキは・・・。
日本のショートフィルムって、いままであまり無かったのですが、面白いですね。もっと、色々な方がチャレンジして、公開してくれたら、面白いのになぁと思います。この作品も、ちょっと光るところがあって、この監督もこれから出てくるといいなぁって思いました。
【プログラムW】
ASTRAY 線路に唄えば (スウェーデン)
男と女が言い合いを線路の上でしている。そして、男と女は・・・。
だれもかれも、現実を見たくなくなる時って、あるんだろうなぁって思いました。
Boundaries 国境を越えて (アメリカ)
彼女が困っているとき、トロンボーン奏者と出会う。何故か、トロンボーン奏者は、彼女をトロンボーンで突きまわるのである。そして・・・。
トロンボーンで、年中突かれるって、超イライラするみたいで、その姿を見ているだけで、こちらもイライラしてきました。笑えます。
D.I.Y (シンガポール)
普通の生活音が、音楽に。ミュージカル映画です。
テンポが良くて、楽しめるショートでした。
TANA<A タナカ (オーストラリア)
タナカモリは、叔父の遺骨を持ち帰るために、日本からオーストラリアに向かった。そして、オーストラリアの叔父の家族から話を聞くうちに、家族の希望と叔父の望んでいたことが少し違うことに気が付く。そして・・・。
ショートなんですが、長くて、ちょっと眠くなってしまいました。脚本を作らずに、少ない俳優が即興で演じているというのに驚きますが、そのために、ちょっと退屈な作品になっています。
今回、日本の作品が、結構良かったなって思いました。
だんだん、このショートショートシアター、人気が出てきたのか、混んでいる日が多くなってきました。
ま、嬉しいことなんでしょうが、私は、ガラガラなシアターで、ダラダラ観るのが好きだったので、ちょっと寂しいな。