女性の自由が無かった時代 「ある公爵夫人の生涯」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、”ある公爵夫人の生涯”の試写会に行ってきました。王冠1


故ダイアナ妃の直系の祖先のお話で、それだけでも、観てみたいって思いました。

内容は、18世紀後半の話で、17歳の若さで、超お金持ちの公爵家に嫁いだ、ジョージアナ・スペンサー。情熱的で頭が良く、美しい彼女は、社交界でも、注目の的で、誰からも愛されていた。しかし、夫の公爵は、彼女を後継者を生むための道具としか考えていなかった。

というお話です。ネイル


18世紀のイギリスなので、コルセットバリバリの衣装で、すごくゴージャズ。頭には、重そうな飾りを載せて、超セレブ生活を映画の中で見られます。そんなセレブ生活を手に入れたジョージアナだけど、夫の公爵は、いつもむっつりしていて、愛情表現のかけらもないんです。ほっんと、もし、私が妻なら、幾らお金があっても、帰らせていただきますって言ってしまうと思うけど、この時代、女性に自由はなくて、夫が愛人を作っても、愛人を家に住まわせても、文句が言えず、とても可愛そうでした。もう、ジョージアナの怒りと悲しみと悔しさは、観ているこちらまで、伝わってくるほどです。この時代、女性には選挙権も無かったんですよ!!どんなに頭が良くて、政治の話も男と対等に出来ても、投票出来ないのでは、何の意味もありません。女性には、辛い時代だったんだなぁと改めて思いました。サンダル


キャストも良いし、ストーリーもまとまっているし、映像も、イギリスの古いお城などの豪華な建物がとてもステキです。私は、とっても気に入った映画ですが、歴史物なので、ハッピーエンドとかを期待しちゃうと、辛いです。

女性には、そのゴージャスなファッションや、建物、内装などなど、目の保養になると思いますよ。指輪