制服にうっとり「ヴァルキューレ」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日から公開の"ヴァルキューレ"を観てきました。晴れ

ヒトラーの独裁的な政策に反発した将校たちが、クーデターを計画し、実行に移すまでのお話で、事実に基づいたストーリーです。

ヒトラーの暗殺が出来ない事は、歴史で解ってるので、辛かったかな。
たくさんの将校達が、色々悩んで、どうやったら成功するのかとか、やっていいものかどうかとか、喧々囂々、話し合うんですが、結局、トムちゃんの一言で決まっちゃうところが、笑っちゃうんだけど・・・。

とにかく、暗殺をスタートさせるまでの、ドキドキ、ハラハラが面白いです。でも、途中、ちょっと退屈な辺もあるかな。でもね、日本人だったら、暗殺をするなら、自分の命を賭していくと思うんだけど、やっぱり西洋人だと思うのは、自分は逃げること。トップを殺すんだから、特攻する気で行かないと、失敗するに決まってんジャン!!

歴史的なお話としては、とても良く出来ているし、知っていて良い事件だと思います。出来れば、この時期の第二次世界大戦の状況とか、日本の状況も、知っていると面白いかも。


納得がいかないのは、ドイツの出来事なのに、英語で作っていることと、トムちゃんの顔が、どうもドイツ人っぽくないんです。他の将校たちは、美しきアーリア人っぽいんですけどね。

アーリア人の白い肌に、あのドイツのピシッとした制服は、本当にウットリします。制服フェチかも・・・。


ところで、この映画の話を父親としていたのですが、ドイツでは、こういうクーデターがたくさん起きたのに、どうして日本では起きなかったのかなぁって。ヒトラーは、人民の中からでた総統だけど、日本のトップである天皇は、”神”と思われていて、神の代行である東条がやっていたから、恐くて出来なかったのかもしれないなぁって思いました。日本は、”神”の国だったんだもんね~。恐い話です。


とは言え、この映画、歴史に興味のある方に一番お勧めしたいです。アクションなどは無いので、いつものトムちゃん映画のつもりで行くと、退屈かも。