今日の2本目は、”ニセ札”の完成披露試写会でした。
木村さんの初監督作品で、舞台挨拶には、
木村監督、倍賞美津子さん、青木さん、板倉さん、三浦さん、村上さん、西片さん、の7人がいらっしゃいました。
倍賞さん、とってもステキな方で、あんな風に年齢を取って行きたいと思いました。皆さん、とっても仲良さそうで、楽しそうでしたよ。キム兄は、自分の作品のお披露目とあって、嬉しくて涙ぐんでました。
私は、板倉さんが小さいけどとってもカッコイイんだって、目を見張っちゃいました。
映画は、昭和25年に戦後初の新千円札が発行されて、そのニセ札を山梨県の小さな村の人達が作るという、実際にあったニセ札事件を元に作成された、オリジナルのお話です。
戦後、貧困で本も読めない子供達を可愛そうに思っていた教頭先生に、かつての教え子がニセ札を作ってみませんかと持ちかけます。その話は、町を巻き込んでの話となり、ニセ札制作にかかるのですが・・・。
実際にあった話をベースにしているからなのか、淡々と話が進んでいくので、ちょっと最初の方、眠くなりました。ニセ札を作っていく過程は、へぇ~と思うようなところもあり、どうなるのかなぁって思っていたのですが、だんだん話しがおかしくなっていくんです。只ね、ちょっと、私は、この映画、疲れちゃったかも。お金は、只の紙切れなんだけど、確かにそうなんだけど、でも、大切なものだと思うんです。労働して、その分お金を貰って、生活するのって、普通だし、それが正しいと思う。確かにお金は紙切れだし、それだけがすべてじゃないけど、なんかなぁ。
どうも、この映画の言いたいことが私には解らなかったのかもしれません。
と言う訳で、この映画、お勧めして良いのかどうか、何とも言えません。あまり娯楽映画とは、受け取れなかったです。単館系って感じかな。興味のある方は、ご覧くださいませ。