今日は、また、ショートショートシアターに行ってきました。
なんと、驚いたことに、今までに無く、すごい混みようで、私のお気に入りの席が取れませんでした。2/3位、席が埋まっていたような・・・。こんなに埋まっているのを見るのは初めてです。
混んでいた理由は、もしかして、”アカデミープログラム”だったからかも知れません。アカデミー賞にノミネートされたショート作品を、今、上映しているので、”おくりびと”と”つみきのいえ”で盛り上がって、こちらにもその余波が来たのかも・・・。
「アカデミープログラム」
やはり、アカデミー賞にノミネートされるだけあって、それなりのレベルの作品ばかり4作品でした。
この上映は、3月15日までなので、観たい方はお急ぎください。(3/31まで、日に2回やるかもしれません。)
”Maestro"マエストロ ハンガリー アカデミー賞ノミネート
舞台の準備をするマエストロ、その舞台とは・・・。これこそ、ショートコメディって感じ。
”Toyland"おもちゃの国 ドイツ 2008年アカデミー短編実写賞受賞
アパートの隣に住むユダヤ人がナチスに連行される事を息子に言えずに、彼らはおもちゃの国に行くんだよと話してしまった母親。次の日、息子は自分もおもちゃの国に行きたくて、ユダヤ人について行ってしまう。それを知った母親は・・・。
これ、短編なのに、1本の素晴らしい映画でした。普通、2時間の映画に作り上げちゃうような内容の濃さなんです。良い映画でした。
"Our Time is UP" 時間切れ アメリカ アカデミー賞ノミネート
余命6習慣と告知された心理療法士は、いままで甘やかしていた患者に対しての治療を改める。
この映画の俳優さん、見た事のある方が多かったです。TVとかに出ている人だと思うんだけど。内容も、深刻そうだけど、とっても笑えるポジティブな内容でした。楽しめます。
"The Runaway"ランナウェイ ドイツ アカデミー賞ノミネート
偶然知りあった子供の母親は、過去の恋人だった。どうして、この子供が自分のところに来たのか・・・。
ちょっと、どこかで観たことある感じでしたが、ドイツって感じの描き方で、暖かくなる映画でした。
「Uプログラム」
”Lunch"ランチ アメリカ コメディで、ちょっと笑えるけど、ま、それほどでもないかなぁ・・。
"Tulip"チューリップ オーストラリア ちょっと暖かくなるようなお年寄りの農家のお話です。
"The Light of Darkness"闇の光 アメリカ ありがちな短編の出来事かな。
"Sushi Japan"スシ・ジャパン 日本 笑えました。日本のこういうコメディ、たくさん観たいな。
"Vegabond Shoes"乞食の靴 イギリス イギリスっぽい、上品な雰囲気のあるドラマでした。結構、好きかも。
以上、2プログラムでした。
この”アカデミープログラム”もっと他の年代のも上映してほしいなぁ。面白かったです。アカデミー賞短編作品DVDとかが出ると良いのにね。結構、長編より短編だと、店舗とかで流しても良いし、仕事中の休息にちょうど良いと思うんですよ。環境映像より、こういう方が良いよね。