今日は、”ダイアナの選択”の試写会に行ってきました。
高校生のダイアナは、大人びて反抗的な生活を送っていたが、信心深いモーリーンと知合い、少し自分の生き方を考え始めていた。そんな時、高校で銃乱射事件が起き、銃乱射をしているクラスメートに”2人の内、どちらか1人を殺す。どっちを殺す?”と言われ・・・。
というお話です。学校での銃乱射って、海外では何度か起きていて、本当に悲劇ですよね。話を聞くたびに、悲しくなります。そんな中で、友達と自分のどちらかを殺すから選べって言われても、友達を殺されたくないし、でも自分も死にたくないし、皆さんなら、どうしますか?その究極の選択をどうするか・・・。
殺されてしまえばそれで終わりだし、友達を殺せば、その後の人生、ずーっと、友達を自分の身代わりに殺したという良心の呵責にさいなまれて生きていかなければならない。いつでも、どんなときでも、その友達の事を思い出し、幸せな自分を責めて生きていくというのは、結構、辛いものがあります。
ダイアナがどんな選択をしたのか、映画を観て、確認してください。
ちょっと最後まで観ると、あ、これ、どっかで観たなって思うかもしれません。
私は、中間で、ネタが判ってしまいました・・・
でもね、この映画、映像が超キレイです。花や昆虫などの映像を美しく使っているし、その映像で、彼女の心の不安が伝わってきます。とても神秘的な感じで、気に入りました。
ユマ・サーマンも美しいですが、高校時代のダイアナを演じたエヴァン・レイチェル・ウッドがとてもステキでした。
この映画は、大人の映画だと思います。残酷な銃乱射のシーンなどもあるので、子供には見せたくないですね。大人が観て、人の良心ってなんだろうって考えてほしいと思います。