今日は、”ジェネラル・ルージュの凱旋”の試写会に行ってきました。
原作と随分、違うところがありました。なので、原作を読んでいても、楽しめます。
今回は、医療中の事件解決などではなく、病院内での医療に関わる人間たちの問題解決です。
ジェネラルの告発から始まるところは同じですが、映画では、殺人が起きます。そして、田口と白鳥の登場。
告発分は誰が書いたのか、告発は本当の事なのか、死んだ男は自殺なのか他殺なのか、誰が殺したのか・・・。
謎は、山盛りです。
原作では、体育会系っぽいジェネラル速水でしたが、映画では、鋭くて冷静で、他人をあまり寄せ付けない剣のようなジェネラル速水センター長でした。堺さんが、とてもステキに演じてらっしゃいます。鋭いのに子供のようで、守ってあげたくなるような役でした。花房看護師長が、助けたくなるのも解ります。
内容も、上手くまとまっていました。少し、え、それどうしてそうなのって感じのところもありますが、ある程度は、目を瞑ってくださいね。ところどころに、バチスタの時の先生方も出てきたりして、嬉しくなっちゃいます。白鳥も、相変わらずイヤなヤツで、面白かったです。田口先生は、ま、あの役を女性とするなら、そういう感じかなーって思いました。
この映画は、救命救急の大変さをとても良く表現しています。救命救急は資金も少なく、どの病院も苦労しているんだろうなと思いました。もっと、厚生労働省って、お金の配分を考えたほうがいいんじゃないかなぁ。薬とかを出すと儲かるっていうのが、おかしいよね。救命での治療とかにお金をたくさん出して、普通の内科診療とか、薬の処方箋とか、そんなの、超安い点数にすればいいのに。なんかおかしいよね~。
ま、映画は、面白いので、安心して観に行ってください。お金損した~ってことは、絶対無いから。
ああー、チュッパチャプスのコーラ味が食べたいなぁ・・・。