「チェンジリング」心を抉られる様な悲しみの演技に惹きつけられる | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、ブロガー試写会で、「チェンジリング」を観てきました。くつ


やっぱり、クリント・イーストウッド作品は、凄い・・・。深くて、美しくて、惹きつけられます。カチンコ


アンジー演じるクリスティン・コリンズは、シングルマザーで仕事も安定している女性。ある日、休日出勤を頼まれ、帰ってきたら愛する息子ウォルターが姿を消していた。必死で息子を探すクリスティンに、思わぬ妨害が発生する。帰ってきたとされる男の子は息子なのか。息子はどこにいるのか。


という内容なのですが、子供を奪われたクリスティンの苦しみは尋常じゃないんです。その悲しみは、心に刺さります。敵となるのが、犯人ではなく、警察だというのも、凄いことでした。ただただ、クリスティンは、息子を探して欲しいだけなのに、どうして探してくれないのか。なんで話を聞いてくれないのかと、イライラします。詳しい内容は、ネタバレになってしまうので書けませんが、こんな話が本当に在ったのかと思うと、驚きを通り越して、腹が立ちました。母親というのは、自分の命よりも子供が大切なのだということを、アンジーが素晴らしい演技で表現しています。きっとどんな親でも、自分の子供が居なくなったら、すべてを賭けてでも助けようとするのだろうと思います。そんな気持ちが観ている人間にも伝染するほどでした。悲しいし、悔しいし、怒りが込み上げるし。

面白いと言ったら怒られてしまいますが、本当に良く出来ている映画だと思います。カギ


ぜひ、子供を持つ親も、そうでない人達も、映画好きなら、ぜひ観ておくと良い作品だと思います。しっぽフリフリ

この作品で、アンジーがアカデミーにノミネートされるのが解ります。あのアクション女優のアンジーとは思えないほどの抑えた演技です。また、ファンになってしまいました。


2/20(金) 日劇3ほか全国ロードショー

公式サイトURL  http://changeling.jp


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