今日は、舞台に誘われて、”この世界にはない音楽”の観劇に行ってきました。
シアターモリエールで、2/4~2/10までの公演です。
出演者は、武藤晃子さん、西川浩幸さん、澤田育子さん、富岡晃一郎さん、我善導さん の5人です。
私は、あまり演劇関係に詳しくないのですが、キャラメルボックスの方とか、WAHAHAの方とか、有名な方たちのようです。
ストーリーは、ある悪魔が、魂を貰う契約を人間にさせるために、死にたい人間に近づいて、契約書にサインをさせようとするのですが、契約をするには、人間の最後の願いを聞いてから魂を貰わなくてはいけないという掟があって、それを忠実に守ろうとする下っ端の悪魔は、どうしても魂を取ることが出来ない。で、上司の悪魔に、明日までに魂の契約が取れなければ、資料室送りにするよって言われ、なんとか契約を取ろうと奮闘するストーリーです。この主役の下っ端悪魔が、イライラするほど人が良いというか、悪魔が良いというのか、面白いんですよ。この下っ端悪魔と契約を交わそうとする人間は、作曲家の男なのですが、今はまったく売れていなくて、ヤル気を失くしているんです。悪魔の住んでいる世界では、音楽というものが無くて、人間世界に来たときだけ音楽を感じられるという設定で、音楽聞かせてよ~って悪魔がねだるのが笑えました。
上司の悪魔は、超キレイな方で、ああー、こんなキレイな悪魔なら、お供させてって感じでしたね。
久しぶりの観劇だったのですが、とても面白くて、良い舞台でした。
最後、感動しちゃいました。悪魔なのに、かわいいんです。
映画も良いけど、舞台で生の俳優さんたちが演じてくれるって、やっぱり良いですね~。