今日は、”ホルテンさんのはじめての冒険”という、ノルウェー映画の試写会に行ってきました。
ホルテンさんは、67歳の定年退職日に遅刻をしてしまい、それまで、毎日、変わらずに生活していたものが、一気に崩れてしまうんです。そんなときに、ホルテンさんは・・・。という映画です。
ホルテンさんは、電車の運転手として、ずーっと勤務してきて、レールを外れることはない人だったのに、たった一つの出来事で、リズムが崩れてしまうんですが、今まで見ていなかった世界が見えてきて、人間として、成長していくところが、ステキだなって思いました。人間、何歳でも始める事が出来るんだよって、教えてくれる映画でした。いくつになっても、やろうって気持ちさえあれば、なんでも出来るんだ!!って。
映画としては、とても静かで、大きな出来事がある訳ではないんですが、でも、ホルテンさんにとっては、小さな事でも大変で、どうしようって考えるんです。たんたんと進んでいく内容も、クスクス笑えて、楽しかったです。
とっても大人の映画だと思いました。
寒い冬に、ちょっと暖かくしてくれる映画です。電気の光じゃなくて、ろうそくの火のような映画ですね。
犬のモリーという子が出てきまして、とってもかわいいです。モリーもお年寄りの犬だと思うなぁ。