今日も、ドイツ映画祭に行きました。シンポジウムがあったので、そちらに参加して、その後、”ノース・フェイス アイガー北壁”を観ました。

まず、シンポジウムに参加しました。今回の映画祭にいらしている監督や俳優の方々が登場して、質問に答えてくださるんです。とてもフレンドリーな感じで、驚きました。
参加者は、
ローベルト・シュタートローバー (『クラバート』出演)
フィリップ・シュテルツル (『ノース・フェイス』監督)
フロリアン・ルーカス (『ノース・フェイス』出演)
ハンネス・シュテーア (『ベルリンDJ』監督)
デニス・ガンゼル (『ウェイブ』監督)
ジェニファー・ウルリッヒ(『ウェイブ』出演)
入月絢(『HANAMI』出演)
でした。クラバートの監督が、気分が優れないとのことで、参加キャンセルです。
どの方も、とってもステキで、ぼーっとしてしまいました。今回のドイツ映画祭で上映された作品が、日本で公開されるといいなぁ。配給会社さん、よろしくお願いいたします。

で、映画、”ノース・フェイス アイガー北壁”についてです。山岳映画だそうですが、私、今まで、山岳映画と呼ばれるものって、これが初めてじゃないかなぁ。クリフハンガーは、ほとんどアクション映画だもんね。この”ノース・フェイス”は、本当の山岳映画です。山登りをずっとしていく映画です。そんな訳で、観に来ている方も、登山家の方が多かったようです。会場には、この映画で出てくる”アイガー北壁”に登った日本人の方もいらしていました。驚きです。でもね、登山家の方には悪いけど、私は、苦労して山に登る気持ちが解りません。ヘリで頂上に連れてって貰えばいいじゃんって思ってしまうの。わざわざ、あんな危ないところをロープとかで登っていくんでしょ。その意味が解らない。危険を冒して、自分だけならいいけど、置いてきた家族とかもいるんだし、もしもの事があったら、どうするんじゃ~って感じ。ま、それを言っちゃ、この映画の意味が無くなっちゃうので、なんなんですが・・・。この映画は、実際にあった出来事を映画化していて、ほとんど事実を描いているそうです。辛い映画でした。途中で、なんど手に汗握ったことか・・・。登山とかロッククライマーをする方には、お勧め映画です。

フィリップ監督もフロリアンさん(アンディ役)も、すごくカッコイイんですよ。一緒に写真撮って貰っちゃった。
とにかく、日本で公開されることを望んでいます。そうじゃないと、紹介しても皆さんが観れないもんね。撮影中の苦労とかだって、映画観ないと、その雰囲気解らないもん。残念・・・。
映画祭の作品って、辛い。ブログで書いても独りよがりになっちゃって、どんなに良くても、観てもらえない~
でも、このドイツ映画祭って、”ヒトラーの偽札”や”善き人のためのソナタ”とかも上映して、その後、公開になったそうなので、期待しています。この”ノース・フェイス”スポーツマンには、お勧めですよ。男の映画です。

アイガー北壁 - goo 映画
