今日は、”七夜待”の試写会に行ってきました。カンヌでグランプリを受賞した河瀬監督の作品です。
でもー、私、まったく訳が解りませんでした。タイが舞台の映画なのですが、何を表現したいのか、何をしてるのか、理解不能だったんです。
長谷川さん演じる日本人女性がタイに行くのですが、これが、世間知らずというか、頭が悪いというか、タイなのに、大きな荷物を引きながらウロウロして、街中の適当なタクシーに乗ってしまい、挙句の果て、そのタクシーの中で寝てしまうって、何なの!!有り得ない!!常識的に言って、”タイ”でそこら辺のタクシーに乗って寝るなんて、売っ払ってくださいって言ってるようなもんです。アホですか?!
で、そこから話が進んでいくのですが、”クローバーフィールド”からハンディーカムが流行っているからなのか、出演者を追うカメラが揺れていて、酔うんです・・・。辛い・・・。
結局、何をどうしたかったか解らず、ストーリーも良く解らず(ある程度は解るけど、だからって感じ・・。)7夜の話らしいのだが、どこで7日間経ったのかも解らず・・・。
上映終了後、皆さん、”は~???”っていう感じでした。終わったことも、皆さん、良く解らなかったようで、エンディングの文字が現れたとたん、出て行った方が何人かいました。
もしかして、映画の専門家や芸術家が見たら、素晴らしい映画なのかもしれませんが、私は、まったく理解不能で、面白くは無かったです。タイのイモリはかわいいな~とか、犬が多いな~位しか、感動しませんでした。
すみません。私は凡人なので、ゲイジュツと言われても~、退屈なだけなんです~・・・。