今日の2本目は、”P.S.アイ・ラブ・ユー”でした。ラブストーリーで、感動作です。でも・・・、観ていて恐くなっちゃいました。予告を観てお解かりのとおり、最愛の夫が亡くなって、死んだ夫からラブレターが届くって話なんですが、もし、自分がこの立場になったら・・・。夫が死んでしまったらっていう恐い考えになってしまって、頭の中がぐ~るぐ~るしちゃいました。あ、これ、お笑いにしている訳ではないですよ。
映画ですが、無くなった夫から、1年に渡って、ぽつぽつラブレターが届きます。で、その手紙にしたがって、彼女は行動していくのですが、その先々で夫の面影を追ってしまうんです。彼女も、彼女の友達も、どうしてこんな手紙を残したのか、愛していたからなのか、愛していなかったからなのか、とても悩みながら1年をすごして行くお話しで、ま、ラストは言えませんが、感動しますよ。”マディソン郡の橋”の脚本家が書いているそうなので、解るでしょ。
でもねー、結婚している女性は、やっぱり、自分の夫が死んでしまったらと思うと恐くなってしまうのではないかと思います。私は、精神的に夫に頼ってしまっているところが多いので、イキナリ自分が寄りかかっている木が無くなってしまったら、バッタリ倒れてしまうと思います。立ち直る前に、そのまま腐ってゴミになってしまうかも・・・。今でさえ、夫と一緒に居ない時は、”まともな食事も出来ないだろうから不憫だ”って夫に言われているのに、どうなってしまうんだろう・・・。 自分が恐い・・・。
この映画は、女性には、ぜひ観て欲しいなぁと思います。これほど愛せる相手を見つけられたら、どんなに幸せだろうって、感動出来ますよ。男性も、奥さんが亡くなったらって考えてみてほしい。これから先の夫婦のあり方を考えさせてくれるんじゃないかと思います。