今日は、「あの日の指輪を待つきみへ」の試写会に行ってきました。
3人の親友である青年と一人の女性のラブストーリーです。
戦争により引き裂かれた二人とその友人が、どうやってその後の人生を暮らしていくのかという話ですが、その話にアイルランド紛争などが絡み、いつまでも終わらない戦争というのが印象に残ります。日本でも、戦争で引き裂かれた恋人とか夫婦が、同じようにいただろうと思います。戦争が始まると、味方も敵も、同じように悲しむ人間が出来るのだから、やっぱり起って欲しくないです。
でも、とにかく泣ける映画でした。愛した男性を一途に思う女性と男の約束を守る男性の、その誠実さと思いの深さに、感動しました。シャーリーマクレーンとクリストファー・プラマーの歳をとってからの愛と、若い頃のミーシャ・バートンと彼女を取り巻く3人の青年のバランスがとても良いですよ。 どんなに歳をとっても、恋も愛もあって、幸せになる権利はあるということを感じました。これは、大人に観て欲しい映画です。夫婦で観ると、なんか、映画館から出るとき、手を繋ぎたくなりそう・・・。