今日は、”スカイ・クロラ”のプレミア試写会に行ってきました。盛りだくさんで、色々書きたいけど、一つづつ書きますね。
今日は、お友達が1時半頃、私が3時頃に合流し、4時に指定券に引き換えてもらいました。もしかして、何かイベントあるかなーと思って観てたのですが、何もありそうに無いので、遊びに行って、開場時間に並んで入りました。少し2階ホールで待ち時間があったので、飾ってあった草薙さんの制服などを撮影してみました。
で、舞台挨拶が始まるというときに、フッと横を見ると、なんと通路に”ブルーカーペット”が敷いてあるじゃないですか!こ、これは、ここを通るんじゃないかと思い、ドキドキしていたら、来ました!!押井監督は、舞台に散香(戦闘機)と一緒に奈落からせり上がってきて、監督の呼ぶ声でキャストが入口から登場し、舞台まで通路を歩いてくれました。菊池さん、加瀬さん、谷原さん、栗山さん、4人が順番にあるいてくださって、握手をしてくださいました。感激!!谷原さんの優しそうな顔と、栗山さんの美しい!顔にも感動!!お二人のファンなんです。
押井監督って、なんか、おじさんなんだけど、かわいい感じで、いいなぁって思いました。コメントについては、マスコミの記事を読んでくださいね。
では、映画について書かせて頂きます。ホントに空が美しいです。空を飛ぶ戦闘機、恐ろしい戦争なのに、なぜかとても美しい・・・。その美しさが、内容が解るにつれ、だんだん恐くなってきます。あまり詳しくは書けないけど、この映画は、表面だけ観ているのではなく、描かれている人物の表情や動物などの動きを良く見て、自分で噛み砕いていくと、すごく深いと思います。現在の日本を描いているわけでは無いのに、私達のことを描いているような・・・。”ショーとしての戦争”って書かれていますが、色々な場所で起きている紛争なども、テレビで観ている私達にしてみれば、”ショー”ですよね。本当は、自分達の近くにあるのに、見ようとしない、関わらないということを、とても赤裸々に描いていると思います。自分達の事だけ考えていて何もしようとしない、キルドレを見ている周りの人間が、とても卑怯者というか白状者というか、そういう風に思えました。そして、自分も同じかもと・・・。
考えれば考えるほど、深く考えさせられる映画です。
映画に楽しい娯楽のみを求めるのであれば、考えずにCGの映像の美しさだけを観てください。それだけでも、観る価値は十二分にあります。このCGで、アニメの人物部分だけ実写に差し替えれば、十分アニメじゃなくなるだろうと思いますよ。戦闘機などのデザインも、面白いです。あまり詳しくは解らないけど、散香は、ダブルの後部プロペラだけで飛んでいて、どうやって推進力や舵をとってるのかなぁとか思いました。メカも楽しめるんじゃないかな。戦闘機のフィギュアなども飾ってあり、良さそうでしたよ。
観る人によって、観方は違うと思うけど、それぞれ楽しいところを見つけられると思います。
一つだけ、私は、菊池さんの声が、ちょっとダメでした・・・。ごめんなさい。