エリック・タイエ シュル・ル・グラン・マレ ブリュット・ナチュール N.V


ヴァレ・ド・ラ・マルヌのバスリュー・スー・シャティオンで1900年から5世代続く蔵元。

1995年からエリックが継ぎ有機栽培を行い、ムニエを中心に素晴らしいシャンパーニュを醸造、現在はレナ・タイエと夫のディランが運営。

このキュヴェは本拠地の村から少し南側、バンソン・エ・オルキニーの区画のムニエ90%にシャルドネ10%を使用。

粘土、シルト、砂質の土壌。

2013年から2018年の原酒で60ヶ月間熟成、2023年3月にデゴルジュマン。

ドザージュ0g/L。

甘夏、枇杷、ライム、泡立ち細かく美味。



B & JM ピオー ヴーヴレイ セック 2023年


1939年に設立されたヴーヴレイのシャンセイ村にあるワイナリー。

ジャン・ミシェルとブルーノの兄弟が継ぎ、元々ドメーヌ・デュ・マルガローというワイナリーだったが、2017年からジャン・ミシェルの息子ヴァランタンが当主となり運営しているφ(..)

これはシャンセイ村の特徴であるシレックス土壌に植えられたシュナン・ブランを使用。

グレープフルーツ、青いミカン、蜜、軽く海藻。

スルスル飲める辛口のシュナン・ブラン。

14年くらい前に訪問したなー(ヴィニョー・シュヴローの隣)(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)



ドメーヌ・ラリュー サン・トーバン 1er Cru ミュルジェ・デ・ダン・ド・シャン 2023年


本拠地であるサン・トーバン、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、アロース・コルトンに17haの畑を所有する蔵元。

ドニとディディエの兄弟にその息子ブリューノとヴィヴィアンも加わる。

この一級畑はピュリニーのシャン・ガンに隣接する区画で、1946年、1964年、1972年、1990年、1997年に植樹された5つの区画のシャルドネを使用。

新樽20%で12ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月熟成。

柑橘、硬水、乾いたチョーク、トースト。

綺麗だなーφ(..)


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 





シャルル・ジョゲ シノン キュヴェ・ド・ラ・キュール 2010年


16世紀に活躍したシノン近郊出身の作家、フランソワ・ラブレーのラベルで有名な蔵元。

一代でこの地を代表する生産者となり、1997年に引退、現在はケヴィン・フォンテーヌが栽培と醸造責任者を担い、変わらず素晴らしいワインを仕込む。

砂利質土壌のラ・キュールの区画のカベルネ・フラン。

カシスリキュールのような華やかさ、熟したプラム、白檀、砂のような細かいタンニン。

カベルネ・フランらしい青さも持ちつつ、良い熟成をしたシャルル・ジョゲ。

まだまだ若々しく2010年とは思えなかったφ(..)

いやー旨い。

カベルネ・フラン界隈だとねφ(..)

ロドリゲス・サンソ ラクリムス テンプラニーリョ・ブランコ 2023年


1810年にルエダで創業した5世代続く蔵元。

オーナーのハヴィエル・ロドリゲスは経営学修士を取得、農業工学技術者でもあり、カリフォルニア大学デービス校で土壌分析装置の開発リーダーも務めた人物で、その培った経験を生かす。

スペイン北部の州に畑を所有し、様々なワインを造る。

テンプラニーリョ・ブランコは、ムリーリョ・デ・リオ・レサ村で、1988年に発見された白葡萄化したテンプラニーリョで、直ぐに大学の研究室へ持ち込まれ接ぎ木して増やされた品種。

現在十数軒の生産者が栽培し、2007年にリオハで認可された品種。

ラクリムスは標高620m、モンテ・イェルガ中腹の畑(石混じりの粘土質の下に石灰岩のある土壌)で栽培。

降水量は年間350ミリと少ない。

ステンレスタンクで発酵、澱と共にフレンチオーク(ヴォージュ産)の225L樽(新樽比率30%)で熟成。

パイン、焼きリンゴ、シトラス、アーモンド。

わからん、勉強φ(..)