バシェ・ルグロ サントネイ レ・シャン・クロード ヴィエイユ・ヴィーニュ 2021年


サントネイで6世代続く家族経営の蔵元。

クリスチャン・バシェ・ルグロと二人の息子ルナックとサミュエルが運営。

この区画に所有するのは1.5ha、1947年と1952に植樹された古樹で南東向き、粘土石灰質土壌。

収穫後低温浸漬を5日間行い、アルコール発酵は11日間、発酵後浸漬を6日間。

低温状態で樽に移し、シュール・リーの状態で14ヶ月熟成(新樽25%、樽熟成12ヶ月、タンク内で2ヶ月間)。

フレッシュな赤いベリー、苺、綺麗な酸と樽の香り、紅茶の葉。

今飲むのにちょうどいい。


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 





シャトー・トゥール・ド・ロデ グラーヴ 2022年


グラーヴの南側、ピュジョル・シュル・シロンの集落にあるワイナリー。

所有者はヘルフリッチ家で畑の面積は16ha程。

これは砂と礫がバランス良く混ざる土壌に植えられたセミヨン100%。

ステンレスタンクで醸造。

白桃、青りんご、ハーブティー。

ドッグ・ポイント・ヴィンヤード マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2023年


クラウディ・ベイで栽培責任者とチーフワインメーカーとして経験を積んだアイヴァン・サザーランドとジェームス・ヒーリーが2002年に設立。

古い樹齢、手摘みでの収穫、低収量、優しいプレスにこだわりワインを造る。

このソーヴィニヨン・ブランは培養酵母と野生酵母を使用し、ステンレスタンクで発酵&熟成。

マロラクティック発酵は無し。

熟したグレープフルーツや白桃の香り、細かい澱、酵母感、スッキリとしながらも厚みのある白。

良いね。


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 





ダンデライオン・ヴィンヤーズ ライオンハート・オブ・ザ・バロッサ シラーズ 2020年


当主エレナの母はブルガリアでワイナリーを営んでいたが、ソ連の崩壊後様々な国の人々が訪れるようになった。

エレナは英語が話せた為、12歳でワイナリーで通訳をし、15歳でワインの専門知識を習得、醸造の道へ。

世界中のワイナリーで働き、夫と共に辿り着いた土地がオーストラリアのマクラーレン・ヴェイル。

このシラーズはブルーベリージャム、プルーン、スパイス、煙草、スモーキーで力強い、勉強になるシラーズ。

ブルーノ・ジャコーザ ネッビオーロ・ダルバ 2022年


ピエモンテ州を代表する伝統派生産者として知られる造り手。

ブルーノ氏は2018年に逝去、現在は娘のブルーナがワイナリーを継いだ。

この赤はサント・ステファノ・ロエロ、カナーレ、ヴェッツァ・ダルバ、モンテウ・ロエロのネッビオーロを使用。

全てタナロ川の北側にある区画。

ステンレスタンクで約10〜12日間、27〜28℃でマセラシオン、発酵、110hlのオーク樽で10ヶ月間熟成、その後16hlのステンレスタンクで2ヶ月間熟成。

ボトリング後3ヶ月以上してリリース。

チェリーに木苺、紅茶、ドライフラワー、しっかりしたタンニン。

良いなぁ。