ある日ラジオから聞こえてきた
「舟っこ流し」という単語
それは夏祭りらしい
どうやら舟を燃やすらしい
なんじゃそりゃ
気になりすぎる
ということで
行ってきました
送り盆の行事「舟っこ流し」は
盛岡市指定無形民俗文化財
始まりは今からおよそ280年前
盛岡藩四代藩主 南部行信の七女
麻久子姫が川施餓鬼の大法事を
行ったものとされているそうです
現代では祖先の霊を送り
無病息災を祈る行事となっているとのこと
立派なホームページがありまして
お祭りのことも
詳細に記載があるのですが
事前にタイムテーブルだけを
チェックしていた私は
舟っこ流し 16:00~
投げ松明 18:30~19:00
花火大会 19:00~19:30
という表記を見て
とんでもない勘違いを起こします
「舟っこ流し」と
「投げ松明」は
それぞれ別物なのですが
(インスタグラムのリールに記録してありますので覗いてみてください)
「舟が燃えるお祭りだ」と強く
頭にインプットしていた私は
まず16時から舟を川に入れ
18時半からその舟に
松明を投げ入れ点火するのだと
思い込んだんですね
無駄な想像力
「舟が燃えているところを見てみたい」
と、思っている私は
18時半までに会場へ到着できれば
見られる、と思ったのです
息子が学校の課外活動から
帰宅してすぐ準備をし
会場に到着したのは18時頃
当初の予定からすると
上出来な時刻なのですが
なんと、もう、舟が燃えている
なんなら川岸に
既に燃え尽きた舟が見える
北上川の両岸に出店や観客が
沢山並んでおり
まずはどちらの岸で見るか迷い
そこから川岸まで下りて行くと
会場のアナウンスが
「本日最後の舟っこ流しとなりました」
なんとっ
今年は10団体の舟が
流されるとのことでしたが
最後の一艘にギリギリ間に合った
動画に記録いたしましたので
お時間が許される方はぜひご覧ください
町内会などが中心となって作る舟は
竜の形をしているものが多いそうです
お札や遺影を貼り
提灯や供物などで飾り立て
儀式のあとに有志の方々がひいて
一艘ずつ川へ流され、火をつけます
川にある舟に
松明を投げ入れて点火すると
謎の妄想を繰り広げていた
私の目に飛び込んできた光景は
燃える舟をひく
有志の方々の姿でした
動画で残した場面の後は
そのまま川岸まで舟を
引き上げていくのです
寒いか、熱いか、両方か…
有志の方々の奮闘がなければ
成り立たないお祭りだと感じました
私がすっかり勘違いしていた
「投げ松明」については
次回の投稿でご説明を
↑楽天で買い物した中からオススメを
楽天ルームで公開しています