「書くって楽しい!」を育てる方法 | アナウンサー@仙台 深井ゆきえオフィシャルブログ

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ママでも、地方在住でも、一度キャリアを失っても、
自分で人生を動かしていくことはできる。そんな仲間を増やしたい♡
話し手、講師、2人の娘の子育てという「日常」からの気づきを等身大で綴っています。

 

こんにちは!

深井ゆきえです。

 

 

 

先日、2年生になったばかりの次女が

珍しく!

自分から机に向かっていまして。

 

普段の宿題は、なぜか床や階段で

けだるそうにとんでもない格好でやっている泣・・・

 

 

何をしていたかというと、

 

人生初の作文

の宿題に取り組んでいたんです爆  笑

 

 



 

それがですね・・・

親バカながら、

 

人生初の作文にしては、

ものすごいスピード感と

(書き始めたら10分かからず完成)

なかなかの完成度。

 

 

しかも

「ママ、作文ってたのしい! 

 学校の宿題の中で一番楽しい!!

 毎日書きたい」

 

という、

奇跡のようなことを言っておりましてラブ

 

 

 


今日は、なぜ次女が

初めての作文をスラスラと書けたのか、

 

しかも、

「書くって楽しい」

「毎日書きたい」

と思えたのか。

 

 

 

作文が苦手なお子さんは多いと聞くので

(実は我が家も長女は苦手、と言ってます…

 長女の趣味は、お喋り🤣)

 

思い当たることをシェアしていきますね♡

あくまでも我が家の一つの事例ですが

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

 

 

 

結論から言いますと、

彼女がスラスラ楽しく書けた理由は

2つあると思っています。

 

 

 

=================

 

1、小学校入学前に

  日記(絵日記)を自由に書かせていた

  時期があったこと

 

2、物心ついた頃から

 「具体と抽象」の概念をつけてきたこと 

 

 

=================

 

順に説明していきますね。

 

 

 

 

宿題の作文のテーマは、

「土日でしたこと」。

 

 

 

彼女は、最近

お友達の影響で

ボルダリングにハマっているので

そのことを書く!と意気込んでいました。

 

 


 

 

でも、生まれて初めての作文の宿題。

気合は十分にあるんだけれど

当初は何やら筆が進まない様子笑い泣き

 

 

一体どんなふうに書き始めるんだろう?

横目でチラチラ見ていたら・・・

 

 

 

次女がこう質問してきました。

 

 

「ママ、作文と日記って何が違うの?

 ○○ちゃんは

 日記は書いたことあるからわかる。

 1日のなかで、

 心がいっぱい動いたときのことに

 しぼって、そのときのきもちを書くんだよね。

 でも、作文って初めてだからわかんない。

 日記と何が違うの???」

 

 

 

 

実は去年のちょうど今頃

3ヶ月間の休校中(暇すぎて)

まだひらがなも怪しいけれど

日記を書く習慣をつけていたんです。

 

(学校が始まってからはやめてしまいましたが)

 

 

 

↑ここでも書いていますが、

 

日記は、

 

「たのしかった」

「うれしかった」

でおわらないこと。

 

自分の気持ちを

自由に書くこと。

(気持ちの深掘り、言語化)

 

できればそう感じた

理由を書くこと

 

を約束にしていました。

 

 

日記は書ける、という次女。

この時の記憶が残っていたみたいです。

 

 
 
個人の見解ではありますが、
 
小学校に入り
いきなり宿題として
「作文を書きなさい」と言われ
 
しかも
一般的な「作文の型」通りに
書くことを求められたら、
 
作文にも「正解」があって
その通りに書かなければならない
という「義務感」のようなものが
芽生えるし、
自分の気持ちを素直に言語化することから
遠ざかってしまう気がします。
 
 
 
実は、長女は完全にこのパターンでした。
 
 
長女が小学一年生の頃
毎週末「作文」の宿題が出されていたのですが、
ノートの初めのページに
「先生が書いたお手本」があり
その通りに書かなきゃダメだったんです。
 
 
「きょう私は○○に行きました。
 誰といきました。
 そこはこんな場所でした。
 ママは○○と言いました。
 私は○○と思いました。
 次は○○にいきたいです」
 
という感じのやつ!
 
 
何事も基礎や基本、
型を教えるのは大切だと思うけれど
 
その型に必要以上に縛られると
ふにゃふにゃの頭で
自由に表現できる天才
=子どもたちの創造力の芽を摘んでしまう
そんな危険性もあるのではと感じます。
 
 
 
この時の反省を生かし、
次女にはその自由な表現力を
存分に発揮させたくて
(あと暇すぎて笑)
 
休校中に自由な日記をつける、という習慣を
つけようと思ったんですよね・・・。
 
 
なので
次女が初めての作文の宿題に
楽しく取り組めた1つ目の理由は
 

1、小学校入学前に

日記(絵日記)を自由に書かせていた

時期があったこと

 
 
もっと言うと、
知っている言葉を自由に組み合わせて
自分の気持ちを
よりクリアに表現する楽しさに
目覚めていたこと
かなと思います。
 
 
 
 
 
そして、2つ目の理由。

 

2、物心ついた頃から

「具体と抽象」の概念をつけてきたこと 

 

 
 
これは、次女が私に質問してきたこと↓
によく現れています。

 



「ママ、作文と日記って何が違うの?」

 

 

 


 

次女は

書くこと自体ではなく、

作文と日記の違いについて悩んでいた。

 
 
 
幼い頃から
「具体と抽象」の概念
(まとめる力=要約力とも言う)
つけさせたくて
日頃の会話でそれとなくトレーニング
してました。

 
 
なので私、
彼女なら理解できるはず、と
熱く語りましたよ笑。
 
 
 

私:

「そっか、作文と日記の違いに悩んでたのね。

 今回は、テーマが“土日にしたこと”だから

 基本的に同じと考えていいと思うよ。

 ただ!正確には、

 作文っていうのは日記以外にも

 読書感想文とかお手紙も含まれると思う。

 ほら、りんごやみかんや

 バナナをまとめると、フルーツでしょ。

 それと同じで

 日記や読書感想文、手紙をまとめると

 作文なんだよ

 

 

 

すると、次女からの返答。

 

 

「なるほど!

 日記をちゅうしょうかしたら

 作文なんだね」

 

 

はい、その通りです笑笑

 

 

「抽象化」

という言葉を教えたのは最近なんだけど、

 

物心ついた時から

具体と抽象を自由に行き来できるように、

まとめて伝える力をつけられるように

 

それだけは日々の会話で心掛けていたので

いやーこれは嬉しかった!ラブ

 

 

 

と言うわけで。

彼女が書いた作文です。

 

(一字一句、原文ママ)

 

 

 

わたしはきょう、

ボルダリングきょうしつにいきました。

わたしはまだはじめたばかりです。

 

あまりうまくいかなくて、くやしすぎて

あたまがパンクしそうだったけど、

わたしは

「どうしてできないのだろう」

「ほかのひととなにがちがうのだろう」

とかんがえました。

 

せんせいには

「足をもうすこしあげてみたら」

というアドバイスをもらいました。

 

やってみたら、できました!

そのごもやってみたら、できました。

 

そのときのこころは、

はずんで、おどって、とんでいきそうでした。

 

それからわたしは

ひとのいいところをぬすんでやろう

とおもいました。

 

 

 

 

もちろんまだまだ幼いですし

もう少し

できない→できる

に至った詳細を知りたいし

ツッコミどころは満載なのですが、


初めてしては上出来ではないかと思います。

 



なぜなら、

具体的なこと

(ボルダリングでうまくいかなかったが、

あることをしたらできるようになった

というエピソード)


からの学び=抽象化

(上手な人の真似をするのがコツと学んだ)

ができているから。




ちなみに。


テーマは「土日にしたこと」だけど、

あえてそれ以外に

タイトルをつけるとしたら?



抽象化テスト

(=伝えたいことを一言でまとめる力)

をしてみたら



次女、即答してました↓

 

 

「人のいいところを

ぬすんでやる」

 

 

 

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 



個人的には

気持ちがダイレクトに伝わってきて

ツボなんですが

先生には直される気がしないでもない。。

  


もちろん、

あえてこのまま持っていかせましたよ♡

 

 

「人の良いところを真似する」

などの綺麗な表現に

直されていないといいな・・・笑

 

 

 



余談ですが、

もうひとつ驚いたのが

普段は見せない

次女の集中力!

 

 

普段なら、

宿題をするかと思えば

ピアノをちょろっと触り、

5分もたたないうちに漫画を読み始め・・・

そのうちに

ママ、外で気分転換してくる!

と言って庭で縄跳びやホッピングをして

 

結局宿題は終わっていないというのが

パターンなんですが泣

(自分でものび太みたい、と言っているw) 

 

この作文の宿題は

自ら机に向かい

10分で終わらせるという集中力を

見せてました。

 

 

楽しいという子どもの気持ちを尊重すること。

 

そこを親として

何よりも優先したいと改めて思いました。

 

 



 

長くなりました。

 

 

 

「書くって楽しい!」気持ちを

育てる我が家の方法です。

 

=================

 

1、小学校入学前に

  日記(絵日記)を自由に書かせていた

  時期があったこと

 

2、物心ついた頃から

 「具体と抽象」の概念をつけてきたこと 

 

 

=================

 


言い換えると



1、とにかく自由に表現してOKと

  伝え続ける。


2、何を伝えたいか

  =一言でまとめる力を日頃の会話で培う。





 

少しでも参考になりましたら、

 

そして

あなたのアプローチも

ぜひ、教えていただけたら、嬉しいです!

 

 

 

 

 

***

 

 

 

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