映画「怪物の木こり」感想(ネタバレ無し) | 鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

カープと漫画とビールをこよなく愛する主婦が、愛する鯉太郎・神楽・銀八の様子等、徒然なるままに綴ります。




映画「怪物の木こり」を観ました。



原作小説は未読です。




【ストーリー】

斧で頭を割って脳を奪い去る猟奇殺人事件が続発。
次の標的として弁護士の二宮が狙われるが、彼は犯人を凌ぐサイコパスだった。
一命を取り留めた二宮は復讐を誓い、犯人を突き止めようとする・・・。




【感想】



三池崇史監督としては、バイオレンス描写はマイルド。血が吹き出るところは、えっ、ホンマにあんなになるん??と、ちょっとコントみたいだなと思いました。



「怪物の木こり」の絵本は、浦沢直樹先生の名作漫画「MONSTER」を彷彿とさせる感じでした。オマージュなんかな。あんな絵本があったら、子どもはトラウマ必至。



亀梨和也君の冷酷なサイコパスっぷりは良かったです。カッコいいのに(カッコいいから?)ところどころ狂気の瞳が阿部サダヲさんに見えたり見えなかったり。でも本当にヤバいのは、染谷将太君だよね。彼は天性のサイコパスに見えました笑。



二宮のルーツを辿ったり、「怪物の木こり」が誰なのか二転三転するくだりはなかなか面白かったです。




俺は怖いので怪物の木こりが来たら寝たふりをするニャ~。







いろいろ強引なところはあり、ツッコミどころもあるものの、デートで観るハラハラドキドキ映画としてはちょうどいいんじゃないかなと思いました。しかし公開3日目なのに、スクリーンはガラガラだったのですよね。テーマ的に盛り上がるのは難しいのかしら。




原作小説もいつか読んでみたいと思います!!