カシから約1時間でエクス・アン・プロヴァンス(略してエクス)付近にやってきました。
エクスはアヴィニョンやニームのような『町』です。
ボニューやゴルドのような田舎雰囲気は一切ありません。
当然、駐車場探しも難儀です。
町に近づくにつれ、道路の両脇に駐車車両の多いの何のって。
日本みたいに駐禁キップ切られないのかな?
とにかく車半分くらいしか入らへんよ!ってスペースに、とりあえず突っ込んでみる、みたいな現地人。
停めてる車みても、前後に車が出られるだけのスペースなんて、とってないもんね。
出たいときは、前後の車にぶつけて自分の車が出られるスペースを作ります。
バンパー丈夫なんだね。
そこまでして路駐したいかなぁ。
エクスは駐車場難民になることがわかってたので、あらかじめ日本で下調べしてきました。
駅の近くの駐車場に目をつけ、Google Earthのストリートビューでイメージトレーニングならぬイメージドライビングしておいた甲斐もあり、計画通りにエクス到着です。
駐車場からちょっと歩いたところに観光案内所があったので、町の地図をもらいました。
周りは道路で、絶えず車が走ってます。
この広場から町のメインストリート『ミラボー通り』が真っ直ぐにのびてます。
この町はとてもオシャレ。
泉が多く、セザンヌの町とも言われており、郊外にはセザンヌの別荘もあるとか。
エクスは町並みもいい感じ。
服に靴に帽子屋さん。
本屋にカフェにレストラン。
なんでもあります、時間つぶす方法なんて、いくらでもあります。
てか、時間が足りません。
急いで町を周り、本当はカフェでお茶でもしたいところですが、泣く泣く割愛。
しかし、エクスでの1番、というか南フランスの旅での最大の収穫はこれ

ひゃっほーい

テンション上がりまくりです(≧▽≦)
フランス語はまったくわかりませんが、日本語マンガ本のセリフを覚えてるので、内容はバッチリです

ゆきこぷが買ったのではなく、フランス語の勉強するために姉が買いました。
黒執事を選ぶとは、さすが我が姉。
ってか、ホントは違う本を狙ってたらしいけど、なかったんだとさ。
そ。( ̄∇ ̄+)
さて、エクスを満喫するにはまだまだですが、シャトーホテルでディナーが待ってるので、エクスとはおさらばです。
エクス~、また会おうね~
さて、シャトーまで車を走らせますか。
駐車場を出て、ナビ頼りのドライビングが始まります。
しかしさすがエクス、町周辺も車だらけです。エクスの町を抜けるまでに、ガソリンを満タンにしなければ、明日の返却の時、割高なガソリン料金が加算されます。
ここで入れようと思ってたガソリンスタンドがちょっと混んでたので通過、次のとこでって思ってたら、どうも最後のガソリンスタンドだったことが発覚。
やらかした。
期待も虚しくシャトーに着くまで、ガソリンスタンドはありませんでした。
あー明日の朝は早いけど、どっかガソリンスタンド開いてるかな~
シャトーに着くと、程なく日暮れ。
素晴らしい日没です。
ディナーの前に、シャトーのオーナーとアペリティフ(食前酒)を一緒に飲むそうです。
フランスでは名誉な事なのでしょうか?
ほぼ日本語だけのゆきこぷは、オーナーのフランス語質問に、声を発せず、うなずきまくりでしたが。(英語も混ぜて話してくれました)
お待ちかねのディナーの時間です。
アペリティフを頂いたサロンみたいな部屋からダイニングに移り、赤ワインを出してくれました。
飲み放題らしい。
飲み放題って言い方は、まるで居酒屋なので、おかわり自由ってことで。
テーブルにボトルを置いてくれました。
パリからプロヴァンス地方に旅行に来た、フランス人ご夫婦と一緒に、食卓を囲みました。
甘い系のワインが合いそうです。
とにかく、すごく煮込んであって、柔らか~い肉で、ハチミツを使って味付けしてて、美味しかった~
赤ワインに合う合う。
飲む飲む

フォンダンショコラ、あまっ!
フランス人向けなのか、甘過ぎるっちゅーねん。
食べきれず、半分くらい残ってしもたわ。
明朝は朝早いので、朝食はいらないとお断りすると、6時くらいに用意しようか?って言われたので、丁重にお断りしました。
本当にいらないの?って何度も聞いてくれたけど、フランス人の朝食は重要度が高いのかな?
朝食より問題はスーツケース。
優に20kgは軽く超えるスーツケースを、エレベーターもエスカレーターもない城で、この間違いなく上の方の階にある部屋から自分で持って降りるのは、至難の技です。
それを見越してか、オーナーが朝の時間を言っといてくれたら、ポーターを行かせるとの嬉しいお言葉。
良かった~
自分で運ぶなら、15分早く起きないと…ってくらい城から外に出るのは、スーツケースがあるとメチャクチャ大変です。
ポーターさん、明朝は大変お世話になります。
こうして最終日の夜は過ぎて行きました。