ちょっとバタバタしていて、大分更新が空いてしまいましたガーン


誰もが興味無しの教習所日記。

最早、書く前から書くのが面倒臭くなって来た教習所日記。

たっぷりと脂肪のついた重過ぎる腰をよっこいしょと上げ、オラ書くぞデレデレ



50メートル走は10秒台の私。

二重跳びはおろか、あや跳びも交差跳びも出来ない私。

でも、皆が運転しているのだから、免許位は取れるはず(AT限定)

なけなしの26万円は、支払ったプンプン

頑張るしかない。


そうは言っても、己の運動能力を全く信じられない私が、教習所に通う前に先ずした事。


それはイメージトレーニング笑い泣き


教習所でハンドルを握った瞬間、アクセルを踏み込んだ瞬間。

私の隠れた、迸る才能に気付く担当教官。


お父さん 「君、凄い逸材だ。

僕と一緒に、オートレーサーを目指さないか」


お母さん 「私なぞ、ハンドボール投げ5メートルの記録保持者。

そんな運痴の私が、オートレーサーなんて。

先生、私を買い被りすぎです」


お父さん 「運転に運動神経は関係無い。

この道20年の僕の言う事を信じ給え。

さあ、一緒に世界に羽ばたこうじゃないか」



担当教官に導かれ、よく分からんまま地獄の特訓に明け暮れる日々。

そう、二人はまるで速水真澄と北島マヤ


血と涙の特訓を乗り越え、とにかくオートレーサーとしてデビューした私。

何のレースか知らんが、優勝して羨望の眼差しと割れんばかりの拍手で迎えられる私。

そんな弟子、もとい北島マヤの活躍を陰で見守りながら「おれの中の嵐も当分やみそうもないな」と呟く担当教官、もとい速水真澄ラブ


うん、いいぞ。

オラ、なんかワクワクすっぞラブ


一流スポーツ選手もやっているという、イメージトレーニングをばっちり終え

ひらめき 「ねえ、もし私がオートレーサーになって大金持ちになったら、お母さんに家でも買ってあげるね」

と言い放ち、盛大に母を呆れさせたオラ。



こうして迎えた初運転。

アクセルを踏み込んだ瞬間、担当教官は静かに言い放った。


お父さん 「しばらく、アクセルを踏まなくて良いから。先ずは、ハンドルだけを動かして運転しようか」


こうして私は、この後4時間、クリープ現象だけで教習所内を走ることとなる。


この時、まだ私は本気で信じ込んでいた。

きっと皆、最初はアクセルを踏ませて貰えないに違いないと。

クリープ現象での運転は、担当教官の教育方針に違いないのだと。

そう言えば教官。いつも後ろの教習車に謝っていたな。

前に走るクリープ現象オンリーの車。

さぞかし、邪魔やったやろな


そして、これはこれから始まる波乱万丈の教習所生活のほんの序章に過ぎなかった。