ダラダラ続いた台湾旅行記も、漸く最終回。
旅行最後の日の宿泊先は、一度泊まってみたかった圓山大飯店。
こちらのホテル。
蒋介石の奥様によって建てられた、台湾初の5つ星ホテルなのです![]()
中国の宮殿の様な、豪華絢爛な外観に圧倒されつつロビーに足を踏み入れると、もうそこは別世界![]()
真紅の巨柱と黄金の装飾が織りなす、荘厳な宮殿。ピアノとヴァイオリンの美しい調べが、吹き抜けの高い天井に溶け込み、足を踏み入れた者の嘆息を誘う。
そして高級ホテルに縁の無いド庶民。
ここぞとばかりに、パシャパシャ写真を撮る📷️
撮る。とにかく撮る📷️



バルコニーから眺める台北の夜景は、燦然と輝くオフィスビルのネオンが、散りばめられた宝石のよう🌃
格式ある中国の宮殿と近代的な街の灯り。
その組み合わせが、不思議な雰囲気を醸し出していました。
「もう、観光なんてしなくて良いから、一日中このホテルで過ごしたい。
今日の観光は盛り沢山だったけれど、二日目の観光地に行くよりも、このホテルにいる方が良いよ」
気持ちは良く分かる。
私もスコールで全身ビショビショになったり、胃まで膀胱がせり出したり、台湾姉さんズに高いブレスレットを売りつけられるよりも、この豪華絢爛なホテルでゆったりと台湾マッサージを受けたい![]()
しかーし、哀しきツアー旅行。
我らに、自由は与えられておらぬ。
この非日常空間にうっとり出来るのも、明日の朝食までという、余りに短い期間限定![]()
ここで、へっぽこ母。
我が息子に「正しきド庶民のお作法」に従い、厳命を下す。
「残念ながら、このホテルで朝食を頂いたら、次は機内食や。はっきり言って、まずい。
だから明日の朝食は、元を取る為にも2食分しっかりお食べ。
麺類やご飯物で、お腹を膨らませたらあかん。
なるべく単価の高そうな物を、沢山お食べ」
幼男子は、産まれた時からド庶民の子。
生粋、純度100%のド庶民。
「正しきド庶民のお作法」に従い、完璧な、しかし高級ホテルには全くそぐわない返答をする。
「そうだね。多分もう来れないもんね。
うち、2食分とは言わず3食分食べる様に頑張るよ」
翌日、豪華バイキングをたらふく堪能し、妊婦ばりにせり出した腹をさすりつつ、空港へ。
私は、台湾のスタバで限定グッズを買いたかったのです🥤
しかーし。円安の影響は、私が思っているよりもでかかった。
可愛いベアーのグラス、何と9000円超![]()
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かっ、買えない![]()
いくらなんでも、もったいない![]()
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月に3回位は、スタバに足を向ける私。
まさか、スタバグッズにすら手を出せぬほど、円は弱くなったのか![]()
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いや、私が貧乏なだけか
「♪貧しさーに負けたー、いーえ、世間にー負けたー♪」
頭に流れる、昭和枯れススキ![]()
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今回の台湾旅行、物価はかなり高く感じました。
コンビニで買うペットボトル飲料、約250円。
お土産のアップルマンゴーのドライフルーツは、約2400円![]()
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お土産品で、1000円以下の物はほとんど見つかりませんでした。
ヨーロッパやアメリカに行くと、円安で全てがとんでもなく高いことは知っていました。
でも失礼ながら私は、アジアの国々はどこか「日本より物価が安い」というイメージを持っていたのです。
ところが実際、台北はとんでもなく大都会で、比較的田舎と言われる高雄ですら、私が住んでいるド田舎とは比べ様も無い位都会で、高層ビルが建ち並んでいました。
自分の無知っぷりに打ちひしがれ、日本の凋落ぶりが悲しくなると同時に、私も幼男子と同じ意見で思わず笑ってしまいました。
「うちさあ。しょうもなくてバカな国だなあ、とは思うけれど、やっぱり日本が最高だよ。トイレは綺麗だし、お店も変な臭いはしないし、サービスも丁寧だもん。
小籠包は大好きだけれど、やっぱり和食は最高だよ」
楽しかった台湾旅行。
ガイドさんいわく「台湾は今、半導体事業が乗りに乗っていて、台北のエリートには年収一億円を超える人もいる」らしい。
いつの間にか日本はとっくに追い越され、海外から「安い国、日本」と沢山旅行客が押し寄せる理由もよく分かった気がする。
でもやっぱり私は、京都駅でバームクーヘンを買っただけなのに
「おしぼり、いくつお付けしましょうか」
と笑顔で聞いてくれる我が国が、大好き。
