読書は大好きで、毎晩必ず本を読む私。
でも、何故か離婚関係の手続きの本には手を伸ばせなかった。
それはやっぱり、覚悟の問題だったのかな。
「知らないから、分からないから、不安なのよね。どう決断するかはともかく、実際どうすれば良いかを知っておくと、不安は減るよね。
どうするかはまだ分からないけれど、しっかり調べてみる」
「しっかり覚悟が決まらないと、私も安易な決断は勧めへん。
でも、一言言っておくと本当にすっきりするよ」
「目の前からイライラの原因が消え去ったら、無茶苦茶すっきりするやろな。
「俺稼いでいるだろ、うるせーな」と君が舌打ちをしたから6月20日はモラ夫記念日」
「ちょっとやめてよ。サラダ記念日は、もっと爽やかで幸せに満ち満ちた真逆な世界やし。
あんたのは、憎悪に満ち満ちた怨念記念日やん。いらんわ、そんな記念日」
「子供達が大きくなるなんて、すぐやで。
娘達も幼男子君も、すぐに独り立ちしてうちらの元を離れるで。
そうしたら、私のマンションで一緒にシェアハウスしようよ。
家事とか全部分担して、家賃はニ〜三万円で良くってよ。毎日いっぱいお話しようよ」
「一緒に住めよ」だなんて家賃二万円で言ってしまっていいの」
「サラダ記念日は、もうええねん。
俵万智の世界が、ぶち壊しや。
そう言えば、中1の娘がモダオとこの間二人でご飯に行ったの。
その時、娘が「もうすぐ彼氏が出来そう」と言ったら、モダオが無茶苦茶不機嫌になって「まだ早過ぎる。俺以上の男じゃないと認めないからな」とか言ったらしいの。
もう、どこまで自己評価が高いねん、と呆れ果てて大笑いしたわ」
「うわあ、俺以上の男とか最底辺がどの口開いて言っているんや。
世の立派なパパ達に謝れ。お前以上なんて、歩いている人全員やろ。
でも、異常に高い自己評価は、意外とモラハラ男の性質かも。
マダオが以前「俺は小学生の時、無茶苦茶サッカーが上手かった。続けていたら、中田なんか目じゃなかった。あいつ下手だよ」と真顔で言ったの。
サッカー、中学生でやめているのよ。
休日一日中、パジャマのままで動かないのよ。
他にも「東大は理Ⅲ以外なら、普通の奴は勉強すれば合格出来る」とか真顔で言うから「そんな訳無いやん。私は、恐れ多くて東大なんか人生で考えた事も無いよ」と言ったら、ムッとして「それはへっぽこちゃんが、馬鹿なだけだろ」と言い捨てて、足音ダンダン立てて、ドアをバーンと閉めて不貞寝よ。
因みに、マダオは東大に落とされているのよ。
私と同じ大学を卒業した分際で、何で馬鹿にされなあかんねん」
「うわー、ドン引きやわ。最悪。
へっぽこ、絶対に幼男子君をまともな男に育てるのよ」
この世で唯一貴方にしか出来ない「幼男子のお父さん」という役割を貴方は放棄した。
札束で顔を撫でていたら、子供は育つと思っているのか、バカめ。
札束で顔を撫でられる程、稼いでくれたら許せるのかしら
私の大事な最高で最愛の推しを傷付けている事、私は絶対に絶対に許さない