京都府北部に位置する綾部市
京都府のやや北部に位置し、
市街地を由良川が流れる。
市内にJR山陰線と舞鶴線が横断し
道路は国道27号線が縦断する。
高速道路は舞鶴若狭自動車道と
京都縦貫自動車道が交わる
交通の要衝となっている。
京都府綾部は古代には
丹波国漢部(あやべ)郷と呼ばれ、
「綾部」(あやべ)は、
江戸時代初期までは
「漢部」(あやべ)と記されていた。
古代には綾織りを職とする
民が居住していたとことに由来。
漢部は朝鮮半島から渡来した
漢氏(あやうじ)が支配した
部(べ)であったとなる
「綾部市史」の年表によれば、
雄略天皇16年、
「桑に適する国境に桑を植え
秦氏(はたし)を移住させて
庸調を献じさせる」
「漢部を集めて其伴造を定め
直を賜う」と日本書紀に
見られるとされる。
その歴史は繋がって
絹織物で有名な土地となり
繊維・機械産業が盛んだった。
グンゼの発祥の地でも知られる。
綾部市五津合町には
睦志と呼ばれる集落がある
畑口(はたぐち)川の中流域、
集落は東岸の小支谷および
西岸の街道沿いにある。
西の小吹峠を越えると舞鶴市
中世は上林庄の地。
村名は天文年間の勧進奉加帳に
「虫村」「むし村」などとみえる。
この地域に蚕を育てて
織物産業が盛んだったことが
推測できます。
そんな五津合町に
室尾谷神社があります。
こんな山間の小さな集落に
そぐわない立派な社殿
京都府登録文化財の
木造随身坐像2躯を有する
由緒ある神社のようです。
御祭神の五十鈴依媛命は
別名が糸織媛と呼ばれ
織物業が盛んだったことが
伺えます。
境内はとても穏やかな空氣で
山から取る手水舎の音だけが
心に沁み込んできます。
室尾谷神社
むろおたにじんじゃ
京都府綾部市五津合町寺内
御祭神 五十鈴依媛命
創建年代・沿革等は不明。最初は拝師郷畑川村に鎮座し、大室明神と呼ばれいた。現在は室尾谷大明神の扁額となる。上林川上流の11ケ村(字)の総社で、正和二年(1313)安永八年(1779)再建。
神社所有の木造随身坐像2躯は京都府登録文化財になっていて、応永三十二年(1425年)の作といわれています。
五十鈴依媛命
いすずよりひめのみこと
『日本書紀』、『旧事本紀』に登場する綏靖天皇の皇后。
姉の姫踏鞴五十鈴媛命は神武天皇の皇后であり、豊玉姫・玉依姫姉妹と同じく、甥・叔母の異世代婚の系譜を伝える。
『日本書紀』の安寧紀によると、五十鈴依媛命は事代主神の少女(おとむすめ)とあり、これは綏靖紀二年条に「(安寧天皇の父である綏靖天皇は)五十鈴依媛を立てて皇后と為したまう。すなわち天皇の姨(みおば)なり」とあるのと合致する。なお、『古事記』には五十鈴依媛命は登場せず、河俣毘売が綏靖天皇の皇后である。
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Profile 神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
http://ameblo.jp/yukibayonetta/entry-12267243176.html
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元気に自然に、ノーファンデ宣言。
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