兵庫県丹波市春日町は、
かつて兵庫県の中東部に存在した町。
古代の「春部（かすかべ）」が
春日町の名前の由来です。
丹波市氷上町石生周辺では、
今から2万5千年以上前の旧石器時代の
後期には既に私たちの
祖先が暮らしていました。
丹波市春日町の七日市遺跡は、
旧石器時代後期から
奈良・平安時代にかけて
の国内でも有数の複合遺跡です。
やがて時を経て
温暖な稲作の時代に入ると、
氷上回廊付近の低地は
良好な水田地帯となりました。
森からの豊かな水や木材、
山の幸などに支えられて
多くの人々が暮らしました。
やがて迎えた戦国時代
丹波の赤鬼と呼ばれ恐れられた
赤井直正が黒井城の城主となり
赤井直義の時、明智光秀に攻められ落城。
光秀の家臣、斎藤利三が城主となり、
今日の規模にまで改修した。
その斎藤利三が春日局こと
斎藤福の父にあたります。
そんな歴史を持つ
自然豊かな土地だからこそ
秀逸なモノ作りと優れた人材が育つ
そんなロジックを感じる
だからこそ古代から食生活に
真剣に向き合うDNAが
受け継がれている。
竹田川が流れる。「蛍の里」
と言われる丹波の山間の田園地帯、
兵庫県丹波市春日町栢野に
大小7棟の鶏舎が並ぶ
「カンナンファーム」
生産者の河南さんが一つずつ選び、
独自の配合を考えてたどり着いたのが
最高級の餌
長男の義則さんとともに、
「おいしく安全な卵を作る」ことに
2人で取り組くんできた
こうして作られた卵は、
生命力溢れる黄身と卵白は
透明度の高い卵白の光
黄身の膜を指でつまむと持ち上がり、
ようじを刺しても崩れない。
良質なたんぱく質が含まれ、
栄養価の高いことの証しだという。
カンナンファームの「やまぶき」。
私は美味しそうな卵を見つけると
必ず卵かけご飯を食べています。
正直言って今までで一番
ダントツで美味しい！
あまりのおいしさに
気持ちまでもが温かくなるって
セールストークは本物です。
美味しさに言葉はいらない
笑顔で充分だと思いました。
しかし……。
みんなが幸せに、
笑顔になる卵を作ろう!
と言い続けていた義則さんは
51歳で急逝されこの先養鶏を
続けられるかどうか
ご家族で悩まれたそうです。
作り手の思いが感じられる
卵を作り続けてほしい
というお客さんの声に後押しされ、
娘、孫と一緒に新たなスタートをされました。
「卵で、多くの人に笑顔を届けられたら」
という思いを込めて。
昭和32年から養鶏を始め、その後、自家配合飼料を作りその頃は、所詮、卵は卵、餌を変えても味は変わらない。と同業者からも冷やかな意見も出たと言うら。
しかし生産者の河南さんは、いつかきっと皆様に満足して頂ける、素晴らしい卵を作ってみせる。と言う思いを胸に平成４年にカンナンファームを設立し、鶏の餌の一品一品を厳選いたしました。
夢を求めて、30年、河南さんの拘りによる試行錯誤の上ようやくできた卵。
春日自然卵・やまぶき
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Profile 神奈木有紀（かんなぎゆき）
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
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