宇陀市から国道369号から
県道28号吉野室生寺針線に入り
開路トンネルを過ぎ
「弁才天石楠花の丘」の看板で右折して
山道を進むと投石の滝の案内がある
白馬寺の駐車場に車を停めて
すぐに白馬寺と水分神社があり
山深い里にも関わらず、
とても綺麗にお祀りされていて
信仰の厚さを感じました。
境内の右奥に続く参道を歩くと、
程なく投石の滝が見えます。
滝までの遊歩道は整備され
水神様とお不動様がお祀りされて
信仰の場所として、
また観光スポットとして
とても丁寧な気配りをされています。
大きな滝ではありませんが
勢いは強く水が彩る造形は心を打ちます。
さらに滝の音と渓流のせせらぎが
心を穏やかにしてくれます。
ちょうどいい落差なのです。
仕事に追われる忙しい日々
束の間の休日、誰も居ない名勝で
ベンチに座り目を閉じて、心をリセットして
ゆっくりと自然を楽しんでみたい
そう思いました。
投石の滝
なげしのたき
奈良県吉野郡東吉野村大字瀧野
昔、綾羅錦繍をまとった天女が舞い降り、玉を滝壺に投げ、不動明王に祈拝したことから名付けられたという説や、滝の上流に天冠山という山があって、天冠山から白馬に乗った人が降りて来て、白馬に乗った人に村人が石を投げつけるとその石は岩になったとも言われ、それでこの滝を投石の滝と言うようになったと、伝えられています。
また、弘法大師が高見山で修行中、この滝から金剛不動明王の霊光を感じ、この場所に来てなおも修行を続けていると、白馬に乗った不動明王
が現れ、天の玉石を滝に投げたと言い伝えられているようです。
沢山の諸説があるようです。
「不動の滝」とも呼ばれ、滝のそばに不動明神が祀られている。
高さ15mの直瀑。緑の谷間に滝の音が響いている。
滝の左手には樹齢千年の衣掛け杉がそそり立ち、不動明王が祀られている。
水分神社
みくまりじんじゃ
御祭神 瀬織津姫命
水分神を祀まつった神社。雨乞いの対象となることもあった。中古以降、「みくまり」を「みこもり(御子守)」と解し、子供を守り育てる神としても信仰された。
天冠山 白馬寺
はくばじ
ご本尊 不動明王立像
812年(弘仁3年)弘法大師空海が高見山で修行をしている時、ここの滝の方から金剛不動明王の霊光を感得し、更にここへ来て修行を続けると、ある日、不動明王が白馬に乗ってこの地に降り来て、天の玉石を滝に投げたので、滝名を「投石(なげし)の滝」と云い、滝の側に、弘法大師空海が修行の際に衣を掛けた樹齢千年の「衣掛けの杉」があり、なお、寺は往古、真言宗で「清水寺」と云っていましたが、937年(承平7年)吉野金峯山寺の僧真理によって「白馬寺」と改称され、又、1738年(元文3年)京都洛北の弘宗が、40余日の修行で再建しました。
衣掛の杉
弘法大師空海が、境内の「投石の滝」で修行の際に衣を掛けたと言い伝えられている樹齢千年の「衣掛の杉」があります。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
Profile 神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
********************
元気に自然に、ノーファンデ宣言。
ほぐし処ケイ・スリー
公式ホームページ