ヒトは生きて行くうえで食は欠かせません。
生きる為にシンプルな欲望のひとつだからです。
人類が個だった頃、自分より大きな動物を狩るとき、一人では中々効率よく獲物を得ることができません。そのため人々は集落を作り、やがてそれぞれが役割を持ち効率の良い社会を作りました。そのために集落の考え方を一つに向かわせるために神の憑代をつくり集落全員で信仰を行なったと聞きます。その古くからの信仰の対象に磐座ができたようです。
奈良や和歌山、兵庫など磐座信仰の名残りが今でも伝わっている地域もあり、訪れた方に感動を与える磐座が今でも沢山残っています。
磐座・磐倉・岩倉
いわくら
古神道における岩に対する信仰のこと。あるいは、信仰の対象となる岩そのもののこと。
日本に古くからある自然崇拝(精霊崇拝・アニミズム)であり、基層信仰の一種である。神事において神を神体である磐座から降臨させ、その依り代と神威をもって祭祀の中心とした。時代とともに、常に神がいるとされる神殿が常設されるに従って信仰の対象は神体から遠のき、神社そのものに移っていったが、元々は古神道からの信仰の場所に、社を建立している場合がほとんどなので、境内に依り代として注連縄が飾られた神木や霊石が、そのまま存在する場合が多い。
自然への信仰の例は岩以外にも、鎮守の杜、禁足地としての「島」、宗像大社の沖ノ島や、三輪山などの「山」に対する信仰、「火」に対する信仰、滝などから、風雨・雷という気象現象までの多岐に渡るものである。
岩にまつわるものとして他にも、磐座を中心とした祭祀場である磐境(いわさか)があるとされるが、こちらは磐座に対してその実例がないに等しい。そのため同一のものと目されることもある。日本書紀では磐座と区別してあるので、磐座とは異なるなにか、「さか」とは神域との境であり、神籬の「籬」も垣という意味で境であり、禁足地の根拠は「神域」や「常世と現世」との端境を示している。
現在ではご神木などの樹木や森林または、儀式の依り代として用いられる榊などの広葉常緑樹を、神籬信仰や神籬と言い、山や石・岩などを依り代として信仰することを磐座という傾向にある。
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Profile 神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
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元気に自然に、ノーファンデ宣言。
ほぐし処ケイ・スリー
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