朝鮮日報「ハンギョレとMBCが取材できないなら、私たちも処理水放流施設取材に参加しない」・・ペンアンドマイク「でも、MBCが乗れなかった大統領専用機には乗りましたよね」
https://sincereleeblog.com/2023/07/24/na-ka-ma/
    2023年7月24日 2023年7月24日 尹政権の大冒険 シンシアリーのブログ, 韓国情報 0件

本ブログでは取り上げませんでしたが、東京電力が、ハンギョレ新聞とMBCに対し、処理水・放流施設取材を許可しませんでした。本ブログでもたまに取り上げる保守系ネットメディア「ペンアンドマイク」はこのことで、「ついに東京電力からも『認定』されてしまったか」と記事を載せたりしました。ネットのコメントでも、保守支持の人たちの中には東京電力のこの決定に「仕方ないもの」とする意見が結構あって、個人的に「大丈夫。北朝鮮取材ならハンギョレ新聞とMBC『だけ』選ばれるだろうから」というコメントが印象的でした。もちろん、こういうのが主流意見だという意味ではありませんが。

・・・ですが、そんな中、朝鮮日報の日本特派員が、「これは、透明性ある情報公開という側面からしてありえない。私たちも取材に参加しないことにした」と記事を載せました。ですが、ペンアンドマイクによると、MBCがバイデン大統領関連発言でユン大統領と対立していたとき、ユン政権がMBCに対し大統領専用機搭乗取材を許可しなかったことがあります。そのとき、朝鮮日報は普通に専用機に乗った、とのことでして。購読者たちの反応も、「説得力が無い。『現場を取材しない』と自分で言ってるようなもの」な意見が目立つ、とのことです。以下、<<~>>で引用してみます。

 
朝鮮日報、福島取材拒否「皇堂(不条理)」…「ハンギョレ・MBCと同級宣言するか」
https://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=66760

 パク・ジュンギュ記者     最初の承認 2023.07.24 09:46:03     最終修正 2023.07.24 15:34

     コメント2

 


朝鮮日報が  24日、東京電力取材を拒否した理由を「特派員レポート」を通じて明らかにした。 ところがこれに対して批判世論が急速に造成されている。 [写真=朝鮮日報]


去る21日、日本の東京電力が福島第1原発処理水放流施設に対する海外メディアの取材を少数のメディアにのみ制限的に許可した中、 <・・ 朝鮮日報が24日取材を拒否したと明らかにした。 ところが、朝鮮日報が取材を拒否した理由が、東京電力がハンギョレやMBCなど国内メディアの2カ所に対して取材不許可の決定を下したと明らかに論議となっている。

朝鮮日報はこの日「[特派員レポート]「福島取材」を拒絶した理由」で福島原発取材関連の戦後文脈を伝えた。

朝鮮日報は <・・ 「全世界メディアで申請を受けた東京電力は最終的に海外メディア15社だけに放流施設を公開し、取材を制限した。

続いて「(その理由はこれらが)これまで汚染水放流に否定的な報道をしてきたためと考えられる」とし「意図的排除情況を確認した本紙は福島取材一日前日、今回の取材を主管した日本ポリンプレスセンター(FPCJ)に丁寧に取材拒絶の意を伝えた」と説明した。 ・・>

<・・ 朝鮮日報は東京電力取材を拒否した理由について「本紙は10年余り前狂牛病怪談の時科学側に立ったように、今も同じ態度を守っている。 「(※東京電力が)処理水情報を公開する」という従前方針とずれた行動をしたためだ」と明らかにした。
それと共に「口当たりに合うマスコミを選別する行為が自分たちが主張してきた「透明な公開」にはならない。透明な公開なら汚染水の安全性を疑うマスコミにも公開しなければならない」とドコ電力の措置を批判した。


しかし、こうした朝鮮日報の行動については批判が出ている。 このレポートに付いたコメントからが批判一色だ。

ある購読者は「ハンギョレとMBCはマスコミではない。マスコミを装った従北左派集団なのに彼らを排除したと取材拒絶(するか。それは)ダメだ」と批判した。 他の購読者は「ハンギョレ、MBC排除はあまりにも当然の措置だ。米国でもよくあること」とし「朝鮮日報がこれを問題にするなんて大失望だ。こういう決定に同意する読者が果たしているのか」と強く批判した。 ・・> この購読者は「この決定に関与した者をハンギョレ、MBCに追い出さなければ朝鮮日報の名誉を維持できるだろう」と話した。

そのほかにも「朝鮮日報が自らMBC、ハンギョレと同レベルだと宣言するなんて残念だ」「科学的に説得ができないから不許可になったのでは」「説得力まったくない。じゃ現場は誰が伝えるのか」などの批判があった ・・>

 


このレポートを書いた日本の特派員に対する非難もあったが、「日本に常駐する特派員が紳士だと独断的に屈してはいけない」とし、「言論のようでない集団と手足合わせて、国民の知る権利と韓日政府の難脈を解く機会を放棄したか。ハンギョレ・MBC(一方)

このように朝鮮日報加入者層からさえ猛烈な批判が出てくるのにも分かるように、朝鮮日報は他のメディアの間の公平性、 <・・ 国内の他のメディアとの連帯意識に執着し、読者のための取材・彼を通じた迅速で正確なニュース報道という言論本然の役割を見逃した。

これに加え、昨年11月初めに大統領室がユン・ソクヨル大統領の東南アジア巡方直前MBC取材陣の大統領専用機搭乗を不許可に議論が生じたとき、朝鮮日報の姿とは異なることも指摘されている。

同年9月、ユン大統領が米国の巡回中に行事場を抜け出して、ある発言(※バイデン大統領関連)をMBCが恣意的に字幕をつけて貪説論議が生じたが、これにより'偽ニュース'論議が生じた。 MBCの専用機搭乗不許可はこの事件のためだという分析が支配的だ。

ところが、この時、朝鮮日報所属の大統領室記者らは、大統領室の特定言論排除措置に抗議する共同入場文に参加しても(※大統領専用機に登場しての)、大統領順方取材を拒否しなかった。 当時ハンギョレが大統領室の決定が「言論を統制しようとする反民主的決定」とし、大統領専用機搭乗を自ら拒否したのとは対照的だ。

朝鮮日報が一貫性のあるマスコミであるためには、福島処理水取材を自ら拒否したように、ハンギョレのように大統領専用機搭乗を拒否しなければいったん指摘だ。 ・・> これに対して東京電力との関係はある程度損なわれても大きな問題はないが、「情報提供先」である大統領室との関係は絶対毀損してはならない「生命線」であり、朝鮮日報が折衷的な姿を見せたものと見られる。 結局、朝鮮日報は <・・ 事案によって選択的正義感を発揮しているのだ。

結局、  国内1等のメディア、代表的な報酬メディアを標榜する朝鮮日報が国内の他のメディアが差別を受けているようなものは見られないと言うほどの兄弟をしようと、読者の知る権利だけ侵害されたわけだ。 ・・>

(ペンアンドマイク)パク・ジュンギュ記者 pjk7000@pennmike.com
 

いろいろ購読者コメントなどが出ていますが、こういう反応は「主流」とは言えません。14日に発表された世論調査結果、韓国では54.1%が「放流が国際基準に適合するとしたIAEA最終報告書について」「信頼しない」と答えています。「信頼する」は37.6%(ニューシースなど複数のメディアの報道)。

 

EU、日本福島産食品輸入規制撤廃の公式化 IAEA信頼しない 54.1% 信頼する37.6%

 

一つ前のエントリーで取り上げたものとは逆ですね。こちらはストレートで分かりやすい質問となっています。大統領支持層は「とりあえず支持」する人が多いためか、「信頼する」は当時のユン大統領支持率とほぼ同じ数値になっています。

 

 

 

 

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