菅原道真について | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。



天神さま・天満さま

というと
菅原道真

と思っている人、多いですよね。

神社庁も、そのように言ってますし。

 

でもね。

ちがうんですよ。

 

今までも記事の中で何度か書いてきてますが

ちゃんと一つの記事にしてなかったので

あらためて書きますね。



そもそも、どうして

天神さまと菅原さんが

いっしょくたになったかというと
有能な菅原さんの昇進を恐れた貴族や
政治を牛耳り贅沢したい藤原氏にとって、

民衆のためを思い

良い政治を行おうとする菅原さんは

邪魔者。

濡れ衣を着せられ、

九州の大宰府へ左遷になったどころか
ヒドイ家に住まされたのです。

菅原さんは

左遷先の近くの天判山(てんぱんざん。現在は天拝山)に登り、
自分の無罪と国家の安泰を天に祈ったと言われています。

(山頂にある天拝岩。ここで拝んだと言われてます)

 

そして左遷の2年後に病死。
その後、
菅原さん追放を企てた者たちが

次々にお亡くなりなっていきます。

そしてとうとう
清涼殿という、今の国会みたいな場所に、

朝の会議中に雷が落ちたのです。

朝廷の要人たちに

多数の死傷者が出ました。

もちろん、悪巧みした人たちも亡くなりました。

菅原さんを追い出した者たちが
天神(雷神)さまの怒りを受けた。

天神さまのお怒りじゃ!
と言われ
菅原さんは天神さまの

守護があった!
とみられるようになりました。

そして、だんだんと

菅原さんが怨霊となって

怨みのある人達を殺していった

と言われるようになり、

御霊の怒りを鎮めようということで

もともと!

火雷天神を祀っていた

北野天満宮

菅原さんを祀りました。

左遷先の大宰府にも

菅原さんの御霊を鎮めるための天満宮を建て、菅原さんを祀りました。

そのうちに
だんだんと、
天神、天満=菅原道真
になっていってしまったのです。

 

梅の神紋についても

「菅原さんが京を去る時に詠んだ歌にちなんで」

と言われてますが

元々は、五柱の神

ということだと思います。

寺も神社も、五色ありますね?

白、黒、黄、赤、アオ(青緑)

詳しくは

こちらの記事をお読みください。

★翼がある龍蛇★

 

 

そもそも

天神とは、

雷神であり水神

天満とは、

風神(嵐の神)であり山神

 

山は男神

山に雨が降り、

川となって大地をうるおし

海に出てまた天へと昇る

水は女神

 

天神=女神

天満=男神

と、

これまでいろいろ調べてきて

出た答えでございます。

 

 

ところで

日本三大怨霊

なるものがありますね?

日本三大怨霊とは、

菅原道真

平将門

崇徳天皇

と言われていますが

どなたも

民衆のために善き世を目指し

民衆に愛されたヒーローたちです。

民衆からの人気を落とすために

怨霊だと吹聴していくのです。

それは、旅の芸人一座のふりをした

朝廷のエージェントたちが

人々を集めては

おもしろおかしく

演劇で話を刷り込んでいくのです。

でなければ

テレビもラジオもない時代に

これほどまでに日本全国に知れ渡るわけがありません。

 

今でも普通にやってる

ゴシップ作戦

ってやつですね。

目ざわりな政治家、司会者やジャーナリストに

スキャンダルをでっちあげて

表に出ないようにするのです。

身近な人間関係にもありますよね?

自分にとって都合の悪い人の悪口をいいふらす人。

悪口を言いふらすのは

関わらせないようにして
その人から真実(自分の汚点)を聞いてほしくないからですね。

 

 

今も昔も

善を行おうとすると

それを潰そうとする勢力が

必ず出てくるんですね・・・

それが

正負のバランス

ってものなのでしょう。

光が強くなれば

闇もまた強くなる。

同じだけ

強くなるんです。

これが

二極化

といわれることです。

なので

政治がどんどん悪化してるということは

それだけ

人々が

真の光に目覚めている

真の愛の人が増えている

ということだとも解釈できます。


玉じいが以前

政治は良くなりますか?

との質問に

「ならねぇな」

と答えていたのは

こういう理由でもあるのです。

 

政治がどうのこうのではありません。

一人一人

自分自身

どうあるべきか

が、問われているのです。